会長あいさつ
 

川崎市立小学校体育研究会

会 長  冨 岡  寛

 社会的変化の激しさ、予測困難な時代、等様々な現代的時代の特徴が分析される中、平成29年小学校学習指導要領が告示されました。学習内容の明確化はもとより、どのように学ぶかといった視点も重視しながら、体育授業を改善していく必要性が明示されています。私たち、川崎市立小学校体育研究会は、「体と心を育てる体育学習」〜主体的・対話的で深い学びを通して、運動の楽しさを味わえる体育学習をめざして〜とテーマを設定し、体育研究を進めています。川崎区・幸区・中原区・高津区・宮前区・多摩区・麻生区の市内7支部では各支部ごとに、この研究テーマをもとに重点領域を決め、さらに全体テーマを受けた支部テーマを設定し、授業実践を根拠に研究活動を進めています。支部ごとに積み上げた実践をもとに川崎市としての体育研究に関する考え方をまとめ、一体感をもった組織として機能することを目指しています。

これまでを振り返ってみると、私たち川崎市立小学校体育研究会は、1956年に体育研究会と舞踊研究会が統合して発足し、川崎市の子供たちの体力向上、主体的・協働的な体育学習のあり方、教員の授業力向上のために研究実践を重ねてきました。昔から今まで変わらず、子供たちの運動への向かい方、子供たちと運動を肯定的で豊かな関係にすること、教師の指導をわかりやすくすること、などの内容を研究の核としてきました。
 また、授業研究の他に、川崎の教員が授業で活用するための「小学校体育指導の手引き」の作成や市内全ての6年生が参加する「地区別運動会」の実施、中学校と連携した「小・中学校合同体育・保健体育研究発表会」、川崎市教育委員会研究推進校への協力、川崎市のスポーツ行事(小学生陸上記録会・川崎市国際多摩川マラソン等)への協力等を行っています。特に、毎年、夏季休業中に実施している「夏季体育実技講習会」は多くの参加者の熱気や汗、歓声に包まれながら講習会が進みます。日常の体育学習の指導法について実技を通して研修を深め、指導力の向上をめざすもので本年度は64回目を迎えます。これまで体育研究会を支えてこられた非常にたくさんの方々が築き上げてきた、体育研究会の宝物であるとも言えます。参加者の体育授業に関する疑問や悩みなどをもとに、常任委員一同が内容の検討を重ね当日を迎えます。受講生と研究会常任委員の情熱と気合いが夏の暑い一日を更に熱くしています。

川崎の子供たちがより質の高い体育の授業に出会えるよう、今後とも絶え間なく体育研究を進めていきたいと考えています。

 


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