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校長挨拶

生徒一人一人の成長を支え、可能性を伸ばす「生徒が主役の学校」へ
〜今年度からの新たな取り組み〜

川崎市立高津高等学校長
若山 昇

ようこそ、本校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。
 
本校は、昭和3年4月に開校し、地域の皆様のご理解とご協力により、歴史を積み重ね、今年で91年を迎えます。
 
今までも多くの優秀な人材を育て上げた教育力を活かし、「自己の豊かな人生を切り拓く生徒の育成」をめざして、生徒一人一人の可能性を最大限に伸ばす「生徒が主役の学校」を目標に、引き続き、魅力ある学校づくりに取り組んでまいりたいと考えております。
 
今年度の教育目標の重点項目は、「豊かな心の育成」「確かな学力の向上」「魅力ある学校づくり」「安全・安心な学校づくり」の4本柱に、さらに伝統を築き上げていくとともに、次の2つの新たな取り組みもすすめながら、常により特色ある教育活動として展開して参ります。

≪今年度からの新たな取り組み≫
@【身につけて欲しい3つの力】「学ぶ力」「自律する力」「実践する力」の3つの力を
「高津で身に付けて欲しい力」として取り組みをすすめてまいります。
A【タブレットPCの導入】今年度入学生より一人1台のタブレットPCを導入し、授業等でのICT活用をすすめてまいります。

今後とも、本校へのご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

                                                                                                        平成31年4月

平成31年度 「高津で身に付けて欲しい3つの力」

平成31年度は、277名の新入生を迎え、全校生徒818名で新たなスタートを切りました。
始業式では生徒たちに次のような話をしました。

本校は学習面のみならず部活動でも全国レベルの輝かしい実績があり、「文武両道」の精神のもと、卒業生は様々な分野において活躍しています。そのような、すばらしい伝統や
校風、先輩に恵まれた本校です。「伝統は歴史ではなく、絶え間ない創造である」と言われています。これまでの伝統を引き継ぎ、新たな取り組みが今年から本校で始まろうとしています。グローバル化やIT産業、「AI」人工知能などの情報化の急速な発展など、社会構造や生活環境も、これまで経験したことのないような変化の激しい時代を迎えようとしています。経済発展も経済格差も難民問題も地球環境問題も、国境を超えて我が国にもやってきます。皆さんは、国境を超えて、多様な国・多様な人々と共にこの問題を解決しなければなりません。皆さんは、知識や技能をただ暗記するのではなく、スマートフォンを検索すれば瞬時に出てくる人類の英知をもとに、AIやロボットを使いこなさなくてはなりません。
そのような社会で生き抜いてゆくために、必要な力について検討を重ねてきました。
そして今年度から3つの力を「高津で身に付けて欲しい力」として取り組むことになりました。

1「学ぶ力」
    学びを人生や社会に生かすために学び続けることができる力のことです。

2「自律する力」
    自ら主体的に考え、判断して、自分の可能性を伸ばして発揮していく力です。

3「実践する力」
    夢や目標の実現のためにチャレンジして粘り強く行動する力です。

この3つの力を身に付けてもらおうと思っています。そのために、授業・ホームルーム活動・学校行事・生徒会活動・部活動など学校生活でのあらゆる活動において実践していきます  高津高校生としての誇りと自信をもって、よりよく生きる力を身に付けて自らの人生を切り拓くことができる人になって欲しいとの願いが込められています。

この3つの力、どれも人間の成長には必要なものですが、これらを実践していくためには、何事にもきちんと接しようとする
『謙虚な姿勢』
『失敗を恐れずチャレンジしていく』
が必要です。そこから対象の良いところが見え、関心が高まり、物事がプラスに進んでいくのです。自分自身に限界を見つけることではなく、何事にも前向きに取り組む姿勢が大切だと思っています。皆さんには無限の可能性があるはずです。
これから社会でその力を発揮していく皆さんになっていただきたいためにも、是非心がけていただきたいこととして、
「できないのではない。やろうとしないだけなのだ」
という言葉があります。過去は問いません。今の自分は、昨日までの自分が作った
ものです。今の自分が変われば、未来の自分が変わります。少しずつで良いですので自分の足で前に進んでいきましょう。
まずは毎日の授業をちょっと頑張ってみてください。一日勉強しただけでは、
自分の「良さ」は見えてきませんが、1年、2年とコツコツと勉強し続けていると、自分の「良さ」が見えてきます。そうすれば、自分の進む道が見えてきます。
高校生活では、何事も、いままでよりも少しだけ多く頑張ってみることにしましょう。そうすると自分の「良さ」も見えてきて、面白いこと、楽しいこと、夢中になれることを自分で見つけていけるようになります。
そうやって、高校生活では何事も知識や考え方を教えてもらうばかりでなく、自分の頭で考えるというひたむきな努力を積み重ねていってください。自分の頭で考えるということが習慣化されれば、何事にも問題解決の道筋を立てる力が養われます。
高校卒業後、皆さんが飛び込んでいく世界は、自分で課題を探し、自分でその答えを探していかなければならない世界です。次の世界に向けて必要な能力を、高校で一層磨いて欲しいと思います。
皆さんは、それぞれが素晴らしい素質を持っているはずです。高津高校生として自信と誇りをもって、自らの良さを伸ばしていってください。そのためには、勉強、行事、部活動に
全力を尽くし、少しずつでも良いですから一歩一歩前進していって欲しいと思います。
人間関係の基本として、本校で良き友人と出会い、勉強・学校行事・部活動に全力を尽くす中で、志すところを貫徹してゆく強健な実行力と身体を備える人となるよう、これからの毎日の生活を積み重ねていきましょう。高い志を持ち、自分を信じて、周りの人とともに夢や目標を実現して欲しいと思います。心から期待しています。