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川崎市立
  王禅寺中央中学校
      Ouzenji chuo junior high school
 2008年4月1日 ホームページ新規作成
校長室からS 

修学旅行

 9月12日(土)から14日(月)に、3年生は奈良・京都への修学旅行に行きました。

 初日。はっきりしない天気の朝の新横浜でしたが、西へ西へと新幹線で移動するにつれて晴れ間がのぞき、京都では強い日差しが待っていました。奈良方面に向かうバスからは生駒山などがはっきりと見え、その分、暑い1日目となりました。

 最初の訪問地は法隆寺。全員で記念写真を撮ったあと、五重塔や金堂、そして大宝蔵院では玉虫厨子や百済観音などの国宝を拝観しました。続く薬師寺では楽しくも意義深い法話に耳を傾けました。飛鳥、白鳳から天平に至る文化史の説明は少し難しく感じたかもしれませんが、「食事の際の『いただきます』は命をいただきますの意味やで」という話には一同深くうなずいていました。

 奈良市内に向かい、阿修羅像で有名な興福寺宝物館を訪れたあとは、奈良公園を散策。減っていた観光客の来訪に鹿も嬉しそうに寄ってきました(写真1・2)。珍しい鹿の鳴き声を聞いた班もありました。

 2日目は雷鳴で目を覚ましました。雨も激しく、出発を遅らせることを考えるほどでしたが、出発予定時刻の8時になると蛇口を閉めるようにピタッと雨が上がりました。東大寺の鹿もこのタイミングで一斉に動き始めたように王中中生をお出迎え。クラス写真に奈良らしさを加えてくれました。

 大仏や仁王像を拝観したあとは班ごとにバスに分乗して京都へ。伏見稲荷、平等院、北野天満宮、龍安寺、二条城、銀閣寺、平安神宮、三十三間堂といった京都の主だった名所を計画に沿って巡りました。金閣寺は改修工事期間にあたってしまい、実物を見られないことがわかっていたのですが、それでも訪れた班がありました。また、バスのコースから外れる寺社に徒歩で向かう班、気の利いたお土産や話題のスイーツを求めて長い距離を歩く班もありました。今年は事前学習に充てる時間も少ない中で迎えた修学旅行でしたが、こだわりをもって行動計画を立てたのでしょう。これらの班もあらかじめ決めていた合流場所には時間通りに到着。最後は小走りで到着時間を守ろうとする姿には心を打たれました。

 京都の町は、例年以上に修学旅行生を温かく迎えてくれて、「よく来はったなぁ」という声をしきりにかけられました。宿では舞妓さんまでが王中中生の到着を待っていてくれました(写真3)。

 夜には雅楽・舞楽の鑑賞が待っていました。雅楽・舞楽というと普段接することのない分野の音楽ですが、王中中生は十分に理解し、味わっている様子でした。こればかりは、音楽の授業で合唱ができない分、聴く耳を育ててきたという感染予防策が生んだ成果といえそうです。

 3日目は秋を感じさせる風の心地よい朝でした。どの顔も眠そうでしたが、鴨川沿いの散歩で朝日を浴びると徐々に冴えた表情に変わっていきました。

 この日はクラスごとに計画したコースを巡る一日です。とはいえ、どのクラスも清水寺と嵐山が入っていて、2日目の班別行動で訪れた場所と合わせると、京都の見所の多くに足を運んだことになっているのではないかと思います。清水寺、嵐山は、それぞれの風情はもちろんすばらしいものですが、修学旅行の楽しみの一つであるお土産物を選ぶのに絶好の場所でもあります。新型コロナの影響から、半数近くがシャッターを下ろしていて、お目当てのものがないという声もありましたが、あれこれと迷いながらもお土産を購入する顔は本当に楽しそう。疲れを感じさせない目の輝きがありました。

 何より新型コロナ感染を心配した修学旅行でしたが、まずは無事に行って無事に帰ってきたこと、加えて王中中生のマナーのよさや仲間への気遣いを感じる行動を多くの場面で見られたこと、それに自ら考え自ら楽しさを生み出そうとする姿勢に出会えたことを嬉しく思っています。

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