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川崎市立
  王禅寺中央中学校
      Ouzenji chuo junior high school
 2008年4月1日 ホームページ新規作成
校長室からL 

エコキャップ

 先週から今週にかけては、大雨による九州地方や飛騨地方の水害の報に心が痛みました。昨秋、多摩川畔の洪水で我が家も浸水しただけにとても他人事には思えませんでした。

 梅雨時や台風シーズンに大量の雨が降るのは当然としても、「これまでにない」とか「数十年に一度しかないような」という表現を、このところ頻繁に聞くようになった気がします。この背景には海水温の上昇があるという識者の指摘を耳にすることもよくあります。二酸化炭素を海洋が吸収しているからだそうです。

 ところで、学校の2階の廊下には二つの半透明の箱が並び、一つには「かき氷」、もう一つには「アイス(クリーム)」の表示があります(写真)。「夏に食べたいのは?」という問いへの投票に模してペットボトルのキャップを集めようというものです。今週月曜日の生徒集会(TV)では、遊び心を交えたこの企画を、生徒会役員の荒川侑奈さん(3−4)が 身振りを添えて紹介し、協力を呼びかけました。

 実際に、二つ並んだ回収箱の前ではこんな会話が聞かれました。

「私はアイスクリーム。入れるなら左。」

「えっ、でも、アイスクリームは冬でも食べない? 『夏に』と訊かれたらかき氷でしょ。」

 同感! 私は、アイスクリームは冬の方がおいしいと思うくらいです。それはともかく、こうした話題を生むのですから、ただ置かれているだけの回収箱より投入されるキャップの数を増やす効果はありそうです。

 自然災害のような地球規模ではたらく力に対してはとても小さな取組みですし、本格的な研究心へと導くのは容易ではありませんが、エコキャップ運動が飢餓や医療への支援に関わることを考えれば、広く社会に目を向けるきっかけになるかもしれません。もともと教育という分野ではすぐに結果の出ないことが多いものです。昨今は、成果を急かされるように感じることも少なくありませんが、中学生には、自分たちの未来像とともに、長く考え続け、できることから行動に移そうとする気持ちこそ大事にしてほしいと思います。

※前回、話題に取り上げた修学旅行実施か否かの協議が「実施」との結論でまとまり、当初の結論を早めて、7月9日に伝えられました。感染症対策を含めて、しっかりと準備を進めていきたいと思います。

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