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川崎市立
  王禅寺中央中学校
      Ouzenji chuo junior high school
 2008年4月1日 ホームページ新規作成
校長室からH 

制約のある中で

 川崎市出身のラグビー元日本代表選手の大久保直弥さんが、2年ほど前にお会いした時にこう話していました。

 ― ラグビーでは、練習段階からよくビデオを撮るんです。そして、誰が有効な動きをして、誰が無駄な動きをしているかを分析するんです。無駄な動きがわかってしまうのですから、かなり厳しいものがありますよ。

 それは確かに厳しいでしょう。一つ間違えれば個人攻撃やチーム分裂となりかねません。では、なぜそれが起きないのか……。大久保さんが、これだけは何があっても変えないことがあるからだと教えてくれました。

 まずは一緒にいる時間を大事にすること。どんなに気まずくても居心地が悪くても、食事などは一緒にするのだそうです。その際にメールやゲームをするのは厳禁。それは互いの存在を無視することに等しいから、と。

 次に、使うものを整理し、丁寧に手入れをすること。ボールなど、共に使うものはもちろん、ユニホームやシューズなどの個人の持ち物も、全員が同じようにきれいにしておくのだそうです。誰もが同じ方向を向いている、誰もが同じことをしているという感覚を確かにするから、と。

 昨年の日本代表チームもこうして「ワンチーム」になったのでしょうか。

 昨日で分散登校期間が終わり、今日、ようやくクラス全員が同じ教室の中で顔を合わせました。

 距離を保つこと、大きな声を出さないこと、対面しないことなど、まだコミュニケーション上の制約の多い校内ですが、制約があるからこそ、言葉ばかりがコミュニケーションでないことを王中中生が意識してくれたらうれしいです。

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