川崎市立金程小学校へようこそ

 金程小学校では、地域社会に開かれた教育活動が未来を創り出す子どもたちの生き方の基礎をつくるために、教職員と保護者、地域住民が【地域総がかりで子どもの成長を支え応援する】、学校と家庭、地域との協働を通して生まれる絆を地域活性化の基盤としていく【学校を核とした地域づくりを推進する】コミュニティ・スクールをめざしています。

金程の窓

2019年月2月       先生からの挑戦状

                        校 長  小 松 良 輔

 

 1月24()25()に行われた「学校公開日」では、多くの保護者、地域の皆様に授業を参観して頂きありがとうございました。この2日間、授業はもちろんですが休み時間や給食の時間など日々の子ども達の様子を見て頂きました。また、冬休み明けに子ども達が書いた書き初めも各教室前の廊下に掲示しました。1月25日に担任から「学校公開日」のアンケートのお願いの手紙を配付しています。明日が締め切りとなっておりますがご協力の程、よろしくお願い致します。

 私は、小学校の教員として勤務を始めてから今年で38年を迎えました。思い返すと本当に様々な子ども達との出会いがあり、そうした中で大変だったことや胸が震えるほど嬉しいこともたくさんありました。先輩からは、「教員は子ども達からたくさんの報酬なき報酬をもらっているから続けられるんだぞ」とよく言われました。これは、子ども達が出来なかったことが出来るようになった時に見せる嬉しそうな表情、運動会や様々な行事で自分の力を出し切った時の素晴らしい笑顔、一つのことをクラスみんなでやり遂げた時に見せる逞しい姿、こうした子ども達一人一人の様々な成長に教師はやりがいを感じ仕事を続けていけるという意味だと思います。

 しかし、長く教員を続けていると、クラスが思うようにいかなかったり、授業に行きづまったり、子ども達とよりよい関係が築けなかったりしたことも何度かありました。こうした紆余曲折の教員人生の中で、私の教員としての意識と自覚を大きく変えてくれた一人の子どもとの出会いがありました。その子どもは算数の勉強がとても良く出来るので、まわりから「博士、博士」と言われていました。ただ、日頃はあまりおしゃべりをせず、活動がとてもゆっくりでマイペース、クラスでも目立たない存在でした。その頃、私は若くて今思うと血気盛んで子ども達の先頭に立って動いていました。勉強もどちらかというと「鍛える」という気持ちで宿題もバリバリ出していました。宿題のプリントの名前は「先生からの挑戦状」と題し、算数の問題がびっしり書いてあるプリントを作っていました。ある日、宿題のプリントを見ていた時、その博士と言われていたおとなしい子どもが、プリントの一番上に書いてある「先生からの挑戦状」の挑戦状の文字を消すように線を引いて、その横に「先生からの招待状」と書いていました。少したどたどしい字でしたが、正直、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。子どもの気持ちも考えずに自分の思いだけが先走る、子どもにとっては嫌な教員だったと思います。それなのに「先生からの招待状」と返してくれた子どもの優しさに触れ、自分の教師としてのいたらなさに心の底から反省したことを覚えています。その時から私の教育に対する考え方や子ども達に接する態度が変わっていったと思います。その時に子どもが書いてくれた宿題のプリントは今でも額に入れて部屋に飾り、私にとっては座右の銘のような存在になっています。

 「教育とは子ども一人一人の隠された宝物を探すこと。その宝物が見つけやすい子もいるし、奥深くてなかなか見つけにくい子もいる…」灰谷健次郎さんの言葉です。今年度も残り二ヵ月となりました。金程小学校の教職員全員で子ども達の宝物を見つける努力をしながら、新しい学年に進む子ども達の支援と指導にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

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2019年2月5日(月)
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