学校長   岡部 養一
 川崎市立稗原小学校は川崎市中部の宮前区にあり、多摩丘陵の台地に建てられています。
周辺は閑静な住宅地で、山地や畑も多く見られます。
 学校の正門を入ると、校舎の屋上に掲示された「夢いっぱい 笑顔はじける稗原小」という色彩鮮やかな大きなパネルが目に入ります。これは平成17年度に学校創立20周年を迎えた時、子どもたちが考えたキャッチフレーズです。学校の敷地は広く、校庭は直線で100mのコースが楽にとれ、子どもたちがのびのびと遊んだり、運動をしたりすることができます。また敷地内には「ふれあいの森」があり、200種類以上の樹木が緑豊かに育っています。これらの樹木の多くは学校が建設される以前に、この地に自生していたもので、伐採されてしまうのを惜しむ地域の人々が一時自宅に移して栽培をし、建設後に再びこの地に植樹したものです。こうしたことからもわかるように、地域の人々の学校に対する愛情は深く、現在もさまざまなことで、学校の教育活動や地域での安全などに理解と支援が得られています。
 校舎は現代の小学校には珍しい二階建てで、中央には車椅子でも上がれるゆったりとしたスロープが作られています。また広々とした中庭やピロティーも子どもたちの人気の場所となっています。
 こうした恵まれた環境の中で、子どもたちはのびのびと学校生活を送ることができますが、学校も地域社会に門戸を開き、多くの人々とのふれあいを大切にした温もりのある学校を作っていくことを目標としています。
 すべての子どもたちに学習の基礎・基本や表現力などをしっかりと身につけるためには日々の充実した授業が大切で、教職員は校内研究の柱として取り組んでいます。
 特別支援教育については、障害をもつ子どもたちだけが対象ではなく、普通学級にいる支援が必要な子についても「個別支援教室」を設置し、その課題に応じて個別に学習を進めています。 平成18年度から稗原小学校も二学期制が導入され、新たな教育活動がスタートしましたが、開かれた、夢いっぱいな学校を目指して、さまざまなことに挑戦していきたいと思います。




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