校長室からお届けします。



  2020年春休み  春の訪れを願って
 今回の新型コロナウィルス感染防止対策に伴う臨時休業につきましては、急なことでしたので、子どもたちにも保護者の皆さまにも、ご心配やご不便をおかけします。27日から次々と入ったニュースや指示に、学校としても善後策を考えることに追われています。今回のようなことは初めてで、全国どこでも試行錯誤の連続だと思います。このような状況を前にすると、今まであたりまえにできていたことのすばらしさや、健康のありがたさをしみじみと感じます。

 子どもたちにとって、学年末は1年間を振り返り自分の成長を考える大事な時期です。この1年間、子どもたちは多くの「人」「もの」「こと」と出会い、ふれあい、学び合ってきました。一人一人の子どもに、「できるようになったこと」「挑戦したこと」「続けていること」があると思います。その頑張りや成長に拍手を送りたいと思います。

今年度はこのような形での最後を迎えることになり、子どもたちも教職員もあわただしくなってしまいました。それでも、2日からではなく4日からの休業になりましたので、わずかではありますが友達や担任とのお別れの時間をもつことができました。また、28日には縦割り班での6年生を送る会をしました。5年生が中心になって準備を進め、ゲームをしたり、メッセージを送ったりしました。短い時間ではありましたが、6年生と過ごす最後の時間をもてました。

 金曜日にメール配信しましたように、現在のところ卒業式は卒業生と保護者、教職員のみで行います。修了式・離任式は行いません。相次ぐ変更で、子どもたちの気持ちが落ち着かなくなることが心配です。しかし、厳しい状況の時こそ学校と家庭とで力を合わせて、子どもたちを支えていくことが必要です。学校が休業になった意味を子どもたちに伝え、守らなくてはいけない約束を各家庭でしっかりと守らせていただくようよろしくお願いいたします。今までに例を見ないことなので、今後も変更のお知らせやお願い等をすることがあるかと思います。何卒、ご理解ご協力をお願いいたします。

外は梅の花が咲き、学校近くの梅の木坂もきれいに彩られています。春の訪れとともに日常に戻れる日が一日も早く来ることを願っています。






  2020年3月  さよならの向こうには
 梅の花が咲き、学校近くの梅の木坂を通るのが楽しい季節が巡って来ました。月日が経つのは早いもので、学校は1年間の締めくくりの時期を迎えます。この1年間、子どもたちは多くの「人」「もの」「こと」と出会い、ふれあい、学び合ってきました。一人一人の子どもに、「できるようになったこと」「挑戦したこと」「続けていること」があると思います。その頑張りや成長に拍手を送りたいと思います。

 2月10日の学校教育推進会議、13日の学校報告会では、今年度の本校の取組(学校評価)を報告させていただきました。今年度も「明るく元気な子」「仲よく助け合う子」「よく考え工夫する子」「最後までやり抜く子」を目標に進んできました。特に今年度の取組として大きかったのは、40周年記念事業でした。作成した副読本は今年度の在校生と、今後10年間の新入生に配り、生活科や社会科、総合的な学習の時間に活用していきます。そして、全校児童で記念写真を撮って記念誌やクリアファイルにしたり、学習発表会や記念式典で緊張しながらも立派に発表したりできました。これらも子どもたちが大きくなった時の思い出の一つになることでしょう。

 また、保護者の皆さまにご協力いただいたアンケートと児童アンケートをまとめた学校教育アンケートの結果についても報告をしました。学校経営方針の4つの柱に沿って考察しましたので、ぜひご覧ください。アンケートに寄せられた記述についても読ませていただきました。教職員への応援メッセージも多く、大変励みになりました。ありがとうございました。

 ここ数日、新型コロナウィルス対策にかかわるニュースが次々に伝えられ、日に日に緊迫した状況になっています。国や市からの情報をもとに、学校を安全な場にすることと、学校教育活動を守ることの両方を考え、善後策を見つけていきたいと思います。今までに例を見ないことなので、今後も変更のお知らせやお願い等をすることがあるかと思います。何卒、ご理解ご協力をお願いいたします。

 「さよならの向こうには、何かがきっと待っている」これは、6年生が巣立ちの会で歌った「最後の授業」の最後のフレーズです。18日の卒業式、25日の修了式まで「新しい何か」を探りながら、残り少ない一日一日を大切にして今年度を終えたいと思います。

 最後になりましたが、この1年間、様々な場面で本当にお世話になりました。みなさまのご理解とご協力に深く感謝いたします。






  2020年2月  「変わらないもの」と「新しいもの」
 本校のグリーン階段から自然の坂道を見ると、ロウバイが黄色い花を咲かせています。いろどりの少ないこの季節に、黄色い花が春の到来を告げています。ロウバイの花言葉は、「親が子を慈しむような深い愛情。慈愛」だそうです。

 1月に行った書初めの作品を校内に飾りました。1,2年生はフェルトペンで自分が頑張りたいことを、3年生以上は自分が選んだ言葉を毛筆で書き、その言葉を選んだ理由やその言葉に込めた思いも書きました。作品そのものだけでなく、選んだ理由や込めた思いを読むと、一人一人の顔が浮かんだり、おもわず微笑んだりしてしまいます。子どもなりに、今までの自分を振り返ったり、これから頑張る決意を固めたりして、書初めに思いを込めていました。 

 先月号でも「2020年は…」と書きましたが、学校にとって2020年は、いよいよ新学習指導要領のスタートの年です。新学習指導要領には、「一人一人の児童が自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることを求める。」と書かれています。

とても難しいことを求められているわけですが、結局は「変わらないもの(不易)」と「新しいもの(流行)」の両者をバランスよく求めていく必要があるのだと思います。新学習指導要領には、社会の変化に対応すべくICTを活用したり、英語の時間を増やしたりする新しいことが盛り込まれています。一方、「いろいろな人と関わる」「想像力を育てる」 「言葉を大切にして伝え合う」等は、今までもこれからも変わらずに大切にしていくことです。本校でも、縦割り活動・地域との活動・読書(読み聞かせ・お話の会)・スピーチ活動等、これからも引き続き行っていく予定です。

廊下の書初めを見て回った時に、「言葉は心」という字を見つけました。「『ありがとう』などの言葉を言われると心が温かくなり、嫌な言葉は心が傷んだりする。心が痛む言葉がなくなり、温かくなるようにしたい。」と書かれていました。私もいつも同じように感じています。「言葉を大切にする」これも大切な「不易(変わらないもの)」の部分だと思います。学年末まで残り少なくなってきています。今、一緒の仲間たちと過ごせる日々を大切にし、温かくなる言葉を増やしていきたいと願います。






  2020年1月  新しい門出
 新しい年が始まりました。気持ちも新たに、子どもたちにとってさらに良い学校になるよう力を尽くしたいと思います。旧年中は、保護者の皆様や地域の皆様に、多くのご理解・ご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。今年も、引き続き本校の教育活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

127日に創立40周年記念式典・祝賀会を無事に執り行うことができました。寒い日ではありましたが、体育館の中は子どもたちの熱気とお客様の温かい拍手に包まれていました。オープニングは琴と和太鼓による演奏と合唱団の歌で始まりました。1年生の「くじらぐも」2年生の「お手紙」はそれぞれ国語の教材を西野川バージョンにアレンジしたものでした。3年生はマット運動から川崎市のことまで各教科で学習したことをまとめ、4年生はミュージカル「キャッツストリート」を発表しました。5年生は西野川小の歴史と合唱、6年生は「八木節」の合奏と40周年のテーマへの思いを披露しました。最後は全校児童で校歌、「未来につなげ」「喜びの歌」を歌いました。校歌を歌う時に、子どもたちの声と一緒に会場のお客様の声も響き、会場全体があたたかい気持ちに包まれました。
式典を通して、
40年の学校の歴史は子どもたちと教職員、保護者、そして地域の方に支えられてきたことを再認識し、感謝の気持ちを伝えることができました。学習発表会では保護者の皆様に、式典では地域の方やお世話になった方に見ていただき、子どもたちも自信をもち一回り大きく成長できました。ご協力ありがとうございました。

さて、今年は子(ね)年です。「子」は本来「孳」という字で、種子の中に新しい生命がきざし始める状態を指すそうです。41年目を迎える本校にとっても、今年は新たな門出の年になります。しっかりと力をつけて歩みたいと思います。

また、2020年は東京オリンピック・パラリンピックイヤーです。競技の記録や勝敗も楽しみですが、それだけではなく、たくさんの国の人々と出会い、たくさんのスポーツと出会う機会になると思います。いろいろなアスリートがスポーツにかける熱い思いや、それを応援し支える人々にも興味が湧き、今から楽しみです。

そして、今年も1月11日(土)に、おやじの会企画の「第19回西野川どんど焼き」があります。地域や家庭でのお正月の行事が少なくなる中、「どんど焼き」が続いているのは支えている方々の努力があってこそです。みんなで身体健康・無病息災・家内安全を願いたいと思いますので、たくさんのご参加をお待ちしています。






  2019年12月  気持ちを一つに 新たな一歩を
 いよいよ今年も師走を迎えます。1年の締めくくりとなる何かと気ぜわしい1ヶ月の始まりです。無事に新年を迎えるためにも、忙しさに負けずに心穏やかに日々を過ごしたいものです。

 本日、40周年記念学習発表会を行いました。各学年の子どもたちの発表はいかがだったでしょうか?先月号でもお知らせしましたように、例年と異なるところがいくつもあり、いろいろとご迷惑をおかけしたことと思いますが、その分いつもと違う良さもあったと思います。10年に一度の記念の年に巡り合えたことを喜んでいただけたら嬉しいです。

昭和40年代、野川小学校の児童数が増え続け、久末小・梶ヶ谷小・南野川小と次々と分離独立し、1980年(昭和55年)に西野川小学校が誕生しました。初年度は、5,6年の児童は野川小へ通ったので、西野川小の児童は1〜4年生まででした。それでも13学級510人と、なんと今の児童数よりも多かったので驚きです。学校を建設するにあたっては、田畑をつぶさずに谷戸の部分を利用し、隣の野川中学校と同時開校を目指しました。東急電鉄の工事で出た大量の土砂を活用した大工事となり、計画から開校まで7年もの歳月がかかったそうです。創立当時の写真を見ると、造成地の中に造られた校舎は、今の学校の姿とは大きく異なります。それから40年の月日が流れ、西野川小学校の歴史が積み重ねられてきました。

そして127日(土)には、記念式典が行われます。地域の方や学校運営を支えてこられた方々をお招きして、40年の歴史を祝い、今までの感謝を伝える会になります。本日の学習発表会と同様の内容を披露します。

ところで、式典を前に正門まわりがきれいになってきたことにお気付きでしょうか?PTAのおやじの会の皆さんが、夏休み明けから何度も集まり、門の錆や壁の汚れを落とし、きれいにペンキを塗ってくださっています。台風が多く予定通りに進まず苦労されていました。本当にありがとうございます。

 子どもたちが式の最後に歌う「未来につなげ〜記念日に歌う歌〜」の中に、「今、気持ちを一つにして」という歌詞があり、私が好きなフレーズです。節目の年に立ち会えるのは幸せなことです。大変なことも多いですが、感激することも多いからです。この機会に、子どもたちと教職員、保護者、地域の方々が、さらに気持ちを一つにし、新たな一歩を踏み出していこうと思います。






  2019年11月 実りの秋、収穫の秋になりますように 

一日一日と深まりゆく秋、来週11月8日(金)には立冬を迎えます。街並みの木々も徐々に色づき、いよいよ冬の準備に入ります。

 10月の「学校に行こう週間」には、たくさんの保護者の皆様に学校へ来ていただき、ありがとうございました。今年も授業だけでなく、休み時間や縦割り活動の様子も見ていただきたいと考え、日程を組みました。

24日(木)には、野川中学校区3小学校の6年生が野川小学校に集まり、地区別運動会を行いました。「学年・クラスの協力」「勝ち負けではなく、自分たちの目標達成」「がんばった人へのあたたかい拍手」の3つを目標に取り組みました。本番はたくさんの保護者の方や職員の応援を受けて、みんな力いっぱい頑張っていました。中には運動が苦手な子どももいますが、全員で取り組むことができ、うまくいかないときにも話し合ったり工夫したりしながら問題を乗り越えていく姿が見られ、行事を通しての成長を感じました。また、前週に開かれた地区別運動会応援集会も西野川小で続けている大事な会だと思いました。5年生が中心になって応援団をつくり、大きなコールを送りました。また、1年生からは頑張りの金メダルをプレゼントされました。

 25日(金)には学校教育推進会議がありました。町会長や自治会長・子ども会会長や民生委員・主任児童委員・PTA役員に加え、今年度はこども文化センター・わくわくプラザ・おやじの会からも出席していただいています。今回は授業参観や給食試食など、より子どもの姿を近くで見てもらい、ご意見をいただきました。「落ち着いて、学習に集中できている」「授業に工夫がある」等の感想をいただいたり、「スピーチ活動はどのくらいやっているのですか?」「調べ学習はパソコンと本をどのように使っているのですか?」「給食の指導はどのようにしているのですか?」等のご質問を受けたりしました。子どもたちだけでなく、学校全体をあたたかい目で見守ってくださり、職員の自信にもなりました。

 最後にはなりましたが、26()には、全日参観のあと、PTA主催の「ふれあい西野川」が行われました。担当の役員さんには、夏休み前から、計画・準備を進めていただき、ありがとうございました。子どもたちが楽しそうに過ごしたり、ふれあったりする姿がたくさん見られた素敵な時間でした。

次は、いよいよ創立40周年記念学習発表会【保護者向け】(11/29)と創立40周年記念式典【来賓向け】(12/7)があります。今までの学習を生かした各学年の発表や、西野川小学校の40年の歴史をみんなで祝う行事です。10年に一度のことなので、例年と勝手が違うことも多々ありますが、節目の年に巡り合えたことを楽しんでいただければと思っておりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。






  2019年10月  当たり前の有り難さ

秋の彼岸を過ぎ、朝夕の空気の冷たさに、気が付けば秋が近くまで来ていたのだと驚かされます。9月3日〜5日に5年生と一緒に八ヶ岳自然教室に行きました。朝晩の涼しさを堪能しながら、バーベキューやキャンドルファイヤーを楽しみました。2日目には雷雨の予報が出ていましたが、幸いにも雨に濡れることなく入笠山のハイキングもできました。子どもにとっては、家を離れ友達と過ごす3日間は不安や寂しさもあったとは思いますが、それ以上に終わった時の達成感があり、どの子も一回り大きく成長した気がしました。自然豊かな八ヶ岳のパワーのおかげかもしれません。

一方、今年も9月は台風に脅かされました。川崎の被害は大きくはありませんでしたが、千葉の被害の大きさや復興までの時間を考えると、人間が抗うことのできない自然の力の強さに脅威さえ感じます。本校でも台風のあと、自然の坂道にある桜の木が一部折れてしまいました。昨年の台風では倒木から停電が発生し、大騒ぎになったことを思い出します。

台風が来た9日(土)の午前中に、本校で避難所開設訓練が行われました。風水害では、避難者数が少ないので、小中学校が隣接している場合は中学校が避難所となります。しかし、地震の場合は、西野川小学校も野川中学校も避難所となります。

訓練には地域の方がたくさん参加されていました。本校児童や保護者の方も参加していて心強く思いました。実際に体験してみると、説明を聞いたり、机上で打ち合わせをしたりしていた時には気付かなかった問題点がいくつも出てきました。やってみなければ見えてこないこと、分からないことがたくさんあります。いつもは当たり前と思っていたものが、いざとなると本当に有り難いものであることに気付かされます。水・電気・ガス・交通などのライフライン、家族の協力、近所の方々の助けなど、「当たり前」と思いがちですが、どれも「有り難い」ものばかりです。

10月11日(金)には前期終業式があり、終了後、各教室では、子ども一人ひとりに「のびゆくすがた」
(通信票)が渡されます。「のびゆくすがた」は各学級担任がお子さんの学習状況を伝え、今後の指導方針を共有させていただくものです。お子さんの学習の過程や成果、進歩の状況を評価と所見でお知らせします。

 後期に向けて、また、子どもたちが気持ちの良いスタートを切ることができればと思っています。引き続き本校へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。





  2019年7月 7月1日は何の日でしょう? 

今年は梅雨に入っても晴れて暑い日が意外と多く、各学年ともプールに2,3回ずつ入ることができ、子どもたちの歓声が聞こえます。プール開きに間に合うようにぎりぎりでしたが、プールの改修工事を行いました。以前から困っていたプールサイドや錆が出た部分の塗装工事と台風で外れてしまったプールの周りの目隠しネットの取り付け工事です。今までよりもプールがきれいになり、安心して授業に臨めます。子どもたちからの評判も良いようです。7月も引き続き、一人一人が自分のめあてをもって安全に、水遊びや水泳の学習に取り組めることを願っています。

 6月25日に3年生と市内めぐりに出かけました。宮前区を出発して、高津区・中原区・幸区・川崎区と移動すると、土地の高低や利用のされ方、道路の様子などいろいろなことに気付くことができました。そして、子どもたちは何よりも川崎港の様子に一番驚いていました。普段の生活では海を身近に感じることはありませんが、川崎市は海に面した市でもあります。川崎マリエンの展望台から見える景色から「世界とつながる川崎」が感じられました。ご家族でも行かれてはいかがでしょうか。ちなみに展望台は無料です。それでは、川崎市にまつわる問題です。

@7月1日は何の日でしょう?

川崎市の誕生日(市制記念日)です。今年で95歳です。

A川崎市の人口は何人でしょう?

1,522,630人 150万人を突破し、日本で6番目に大きい市です。

B川崎市には小学校が何校あるでしょう?

114校 今年の4月に小杉小学校が開校しました。 

川崎市がすすめている「キャリア在り方生き方教育」は、「自分をつくる」「みんな一緒に生きている」「わたしたちのまち川崎」の3つの柱でできています。この中の「わたしたちのまち川崎」は、子どもたちが川崎を「ふるさと」として意識できるようにしたいと考えています。本校の研究テーマも「自分の考えをもち、共に学び合う子をめざして〜つなげよう、西野川の輪〜」で、子どもたちが自分・仲間・地域を意識できるように取り組んでいます。

これからは、学校と地域の結びつきを大切にするだけでなく、子どもたちが地域の活動にどんどん参加していく姿を目指しています。まずは家族で一緒に、また子どもたちは夏休みのラジオ体操に…参加してみることから始められるとよいと思います。






  2019年6月 40回目の歴史を刻んだ運動会 

525日(土)五月晴れの中、40周年記念運動会を開催しました。記録的な暑さの中でしたが、ご家族の皆様や地域の皆様の拍手や声援を受け、子どもたちは力いっぱい競技・演技や応援ができました。本当にありがとうございました。

 1,2年生は今年初めて合同でダンスをしました。「YMCA」を教え合う微笑ましい姿が見られ、学校探検でもいつも以上に仲良くなっていました。3,4年生は綱引きを行いました。途中からお助けをするルールは子どもたちが考え工夫した方法です。また、お気に入りのダンスは普段から教室でも踊るほどでした。5,6年生は表現や騎馬戦に合同で取り組みました。まずは6年生が見本を見せ、5年生にやり方を伝えていきました。練習で苦労していた部分がうまくでき笑顔を見せたり、本番ならではのアクシデントに戸惑いながらも乗り越えたり、子どもたちの顔は充実感に溢れていました。一つのことに一生懸命に取り組み、成し遂げることで子どもたちは一回り大きくなることを実感した運動会でした。

 熱い運動会ができたのも、皆様の心強い応援や温かい拍手があったからこそだと思います。また、暑さ対策を考えて、水分補給の時間を設定したり、昼休みに教室でのクールダウンと健康観察を入れたりしました。保護者の皆様のご協力もあり、大きな混乱もなく進めることができました。今年の運動会の反省から、これからの運動会を見直していく必要も出てくると考えています。「子どもたちにとって」を一番に、時代に合わせた工夫や改善を進めていきたいと思います。

 運動会を終えてほっとしていた中、凶悪な事件が起きてしまいました。亡くなられた方やけがをされた方、怖い思いをされた方のことを思うといたたまれなくなります。学校で何ができるのか、ご家庭で、地域で何ができるのかを考えていかなくてはならない事件です。

 保護者の皆様には午前中にメール配信をしましたが、下校時刻には、警察のパトロールに加え町内会の皆様が応援に駆けつけてくださいました。学校からの要請ではなく、「子どもたちが心配なので」と集まってくださる姿に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 できることに限りはありますが、一人でも多くの方の力が合わさることで、子どもが安心・安全に育つことができると思います。これからもご理解ご協力をお願いいたします。






  2019年5月 優しい心と強い心をもって 

新緑がまぶしい季節になりました。新年度がスタートして3週間が過ぎ、子どもたちは新しいクラスや友達にも少しずつ慣れ、元気に学校生活を送ることができています。

 15日に開かれた1年生歓迎集会では、各学年が歌やダンス等で1年生を仲間に迎えました。「学校は楽しいよ」「いいところがいっぱいあるよ」「何か困ったら、いつでも聞いてね」というメッセージが込められ、6年生からは校歌の歌詞をプレゼントされ、1年生は音楽の時間にその紙を見ながら練習をしていました。学年間のつながりを大事にしたほほえましい行事でした。1年生からはお礼に「にしのがわのうた」の発表がありました。元気いっぱいで、振り付けもかわいらしかったです。1年生が仲間入りしたことで、みんな1つ学年が上がったことを実感し、各自が「がんばろう!」という思いを強くしたと思います。 

今年度最初の朝会では、アンパンマンの話をしました。「アンパンマンは、敵をやっつけることよりも、困っている人を助けることに力を発揮する正義の味方です。誰かが困っている時や悲しい時に、手助けしたり、優しくしたりできる人、西野川小学校のみんなには、そんな人になってほしいと思っています。校長室にアンパンマンがいるので、くじけそうになったとき、勇気がほしい時に会いに来てください。」と話したところ、3年生が早速、会いに来て、アンパンマンの頭を撫でて帰りました。私は、優しい心と強い心はつながっていると思います。だからこそ、西野川小学校の子どもたちの中に、優しい心と強い心が育つことを望んでいます。

 さて、5月25日(土)には運動会が行われます。今年度は40周年記念なので、ニシノガエルを運動会のマスコットキャラクターにすることになりました。児童会でのスローガン決め、学年種目の練習、係の仕事等、今年も子どもたちの活躍がたくさん見られると思います。ご家庭でも、運動会に向けての頑張りを応援してください。

今年はこの後、10連休のゴールデンウィークになります。楽しみにしている子も多いと思いますが、せっかく生活リズムが整ったところなのに…とちょっと心配になる気持ちもあります。連休明けには、運動会に向けた練習が始まります。5月は思いがけず暑くなる日もありますので、子どもたちが元気に運動会を迎えられるよう、ご家庭でも体調管理に気を付けていただければと思います。運動会は、学校・家庭・地域をつなぐ行事です。みんなが気持ちよく参加できるようご協力をお願いいたします。






  2019年4月 創立40周年、節目の年のスタートです。 

今年も学校の桜が満開を迎えました。新年度の子どもたちを祝うように、学校中の木々が新芽を吹き、花々が彩を添えています。毎年、春を迎えると気持ちが高まるのは、若葉の色や花の色や香りに気持ちが華やぐのだと思います。

お子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。今年度は、46名の新1年生を迎え、全学年380名でスタートしました。昨年度より児童数は少し少なくなりましたが、子どもたちの進級した喜びと入学した喜びで、学校全体は活気にあふれています。そして、元気な声が響き渡り、素敵な笑顔をたくさん見ることもできました。教職員一同、力を合わせて様々な教育活動にあたっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

始業式で子ども達に、3つの『あ』の話をしました。

1つ目は「あいさつの『あ』」です。あいさつをきっかけに話をしたり、遊んだりして、新しい友達や新しい先生方と仲良くなりましょう。今年も引き続き「あいさつ運動」をがんばりましょう。

2つ目は「安全・安心の『あ』」です。誰でも1つしかもっていない一番大事なもの、それは命です。学校に来るとき、帰るとき、遊ぶとき、どんな時でも「自分の身を自分で守る」ことを考えられるようになりましょう。そして、自分の命と同じように他の人の命や安全も大事にしなくてはいけません。

3つ目は「ありがとうの『あ』」です。相手に何かしてもらったときや、相手が自分の気持ちを受け止めてくれたときに、「ありがとう」と言えることは素敵なことだと思います。思うだけでなく言葉にすることがとても大事なのです。 

今年度5月、平成から令和に元号が替わります。そして、西野川小学校は創立40周年を迎え、いろいろな意味で節目の年になります。

 教職員一同、安心できる学校創りを目指して、今年度も精いっぱい努めていきます。保護者の皆さまや地域の皆さまには、どうぞ引き続き本校へのご理解とご支援・ご協力をお願いいたします。






  2019年3月 

少し前までは校庭の木々が葉を落とし、黄色いロウバイだけが花を咲かせていましたが、気が付くと白い梅の花、黄色いクロッカス、コブシの蕾…と、春は着実に近づいています。

 いよいよ1年の締めくくりの時期を迎えます。320日には61名の6年生に卒業証書が手渡されます。最高学年の6年生は、学校生活のあらゆる場面でリーダーとなって活躍してくれました。また、今年入学した1年生も、いつの間にか自信あふれる言動が数多く見られるようになりました。宮前幼稚園との交流会では、園児を教室の自分の席に案内し、名前の書き方を教えたり、自分のランドセルを背負わせてあげたり、すっかりお兄さん・お姉さんの顔になっていました。2〜5年生も自分の学年にふさわしい成長ぶりが見られます。縦割り班による「6年生を送る会」では、感謝の言葉を述べた2年生、プログラムを作成した3年生、招待状を作成した4年生、そして会の計画や進行を担った5年生、みんなで協力して会を成功させました。木々や草花が春を迎える準備をするように、子ども達も次の学年にステップアップするための準備に入っているのだと感じます。

来年度、西野川小学校は創立40周年を迎えます。今年度は39周年ということで、先日「39(サンキュー)集会」を開きました。ねらいは「西野川小学校や、本校をこれまで支えてくださった方々に感謝の気持ちをもち、来年度の創立40周年へつなげていくこと」です。学校クイズ、感謝の手紙、校歌斉唱に続いて、スローガンが発表されました。

<西野川小学校40周年記念スローガン> 仲間と笑い 未来へ チャレンジ


 明るく、ワクワクしてくるようなスローガンだと思います。このスローガンを創るにあたっては、全校児童で「西野川小学校のいいところさがし」をし、集めた「いいところ」を6年生が総合の授業で整理・分類しました。これをもとに、5年生が出前事業「こども広告教室〜一行の力〜」を体験し、東京コピーライターズクラブの方々のサポートを受けてスローガンを作成しました。出来上がった19のスローガンの中から、さらに40周年スローガンに合うものを2つ選び出しました。そして、最後に全校児童で投票を行い、このスローガンに決まりました。子ども達みんなの力で創り上げたスローガンを大切にし、みんなでさらに一歩前進したいと思っています。





  2019年2月 健康と安全を願って

新しい年を迎えて早くも1ヶ月が過ぎました。今年の冬は暖冬と言われていますが、大寒を過ぎ、朝晩の寒さがめっきり厳しくなりました。昨年の今頃は大雪に見舞われていたことを思い出します。

12日(土)には、おやじの会主催「第18回西野川どんど焼き」が校庭で行われました。初雪がちらつく寒空の下、赤々と燃える炎とパンパンと竹のはぜる音が響き、みんなで今年一年の健康や安全を願いました。私はどんど焼きを体験するのは初めてでしたので、おやじの会の皆さんが手際よく櫓(やぐら)を組む姿に驚きながら、カヤを詰めたり飾りを付けたりする手伝いをしました。最後には、みんなで焼き餅をおいしくいただきました。お手伝いの方々、地域の皆様にもご協力いただき、ありがとうございました。

また、18日(金)には、6年生が中学校体験を野川中学校でさせていただきました。教科と部活動の体験をし、進学への不安を解消し、入学を楽しみにすることができ、野川中学校の皆様に感謝しております。校長室での6年生の給食会食の中でも、中学校生活への夢や目標が語られることが多く、前へ進もうとする子どもたちの力を強く感じています。

さて、現在全国的にインフルエンザが猛威を振るっており、本校でも学級閉鎖をしました。学校では、全校児童が集う朝会を放送朝会に変更したり、グループで向き合って食べていた給食を前向きで食べたり、アルコール消毒をしたり、加湿器を使用したりと感染拡大予防の措置をとっております。どうぞ、現況をご理解のうえ、ご家庭でも改めて、うがい手洗いの励行、規則正しい生活リズムの啓発に努めていただきたいと思います。

インフルエンザや風邪に負けないためには免疫力を高めることも必要です。どうすれば免疫力を強くすることができるのでしょうか。寒さに負けずに、元気に外遊びをするのもその1つです。また、食べ物ではヨーグルト・バナナ・ジャム・里芋・長芋・納豆・オクラ・ナメコ・メカブ等に効果があるそうです。これらの食べ物は、特に朝ご飯で食べると良いのだそうです。朝ご飯を見直してみるのも良い工夫かと思います。

先日、平成31年度入学説明会を開きました。いよいよ、今年度のまとめ、来年度に向けての準備の時期に入ります。

1月は「いく」、2月は「にげる」、3月は「さる」、その月の読み方の一文字目をとって、年度末の終わり3ヶ月をこのように表現することがあります。月日の流れを早く感じることは致し方ないこととしても、気持ちや行動は「行かない」ように、「逃げない」ように、「去らない」ように、年度のまとめに向かいたいと思います。




  2019年1月 明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。今年は西野川小学校創立40年目の節目の年となります。気持ちも新たに、子どもたちにとってさらに良い学校になるよう力を尽くしたいと思います。

旧年中は、保護者の皆様や地域の皆様に、多くのご理解・ご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。今年も、引き続き本校の教育活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

  12月1日の学習発表会には、多くの保護者の皆様に来ていただきました。子どもたちは緊張しながらも自分の力を精一杯出し切ることができ満足そうでした。おうちの方々に見てもらったり、拍手をもらったりして、ちょっと恥ずかしそうではありましたが、うれしそうな笑顔がたくさん見られました。私も後日保護者の皆様からのたくさんの感想を読ませていただきました。お褒めの言葉や励ましの言葉が綴られており、子どもたち同様、私たち職員もエネルギーをいただいた気持ちになりました。ありがとうございました。

 地域清掃では、2学年ずつのペア(1年生と5年生、2年生と6年生、3年生と4年生)を組み、学校の周りや公園(第3公園、第4公園)の清掃をしました。時期的に落ち葉がかなりあったので、みんな落ち葉まみれになって奮闘していました。子どもたちからは「6年生と協力して楽しくできた」(2年)、「やりがいがあった。みんなでやったから気持ちがよかった」(6年)等の感想が聞かれました。自治会や町内会、PTA、おやじの会からも応援に来ていただき、学校が地域と一緒に活動できる良い機会となりました。

 「共生共育」の学習では、1〜4年生の各クラスに、橋本千鶴子さんらクラウンの皆さんを講師に迎えました。「共に(一緒に)力を合わせる」ことをエクササイズ(ゲーム)を通して体験する授業でした。気持ちを合わせるためには相手をよく見て、息を合わせます。私も3年2組の子どもたちと一緒に授業を受け、ペアになった子と目を合わせ気持ちを合わせられたときに、何とも言えない気持ち良さを感じました。相手と気持ちが通じ合えたり、力を合わせられたりする楽しさを、これからもいろいろな場面で子どもたちに経験させたいと考えています。

 1月12日(土)には、おやじの会主催の「第18回西野川どんど焼き」があります。私にとって初めてのどんど焼きです。事前の打ち合わせ、萱刈や竹取、事前の届け出や近隣への挨拶等、たくさんの仕事があることを知り、おやじの会の皆さんの裏方の準備に感謝しています。当日は、身体健康・無病息災・家内安全・五穀豊穣などをみんなで願い、楽しい行事にしたいと思います。たくさんのご参加をお待ちしています。




  2018年12月 子どもの成長を感じて

朝、正門で子どもたちを迎えていると、寒そうに背中を丸めたり、上着のポケットに両手が入っていたりする子が目立つようになりました。そろそろ手袋やマフラーが登校時にほしくなる季節です。

 117,8日に6年生は日光修学旅行へ行きました。東照宮の改修工事が終わり、紅葉も丁度見頃でとてもきれいでした。世界遺産だけあって、日本だけでなく世界中のいろいろな国から観光客が訪れていました。ガイドさんの声も英語・中国語・韓国語と飛び交っており、グローバルな観光地を実感しました。2日目は朝一番に華厳の滝を、ハイキングをしながら戦場ヶ原や湯滝を見学しました。日光の文化や自然に十分にふれることができ、「小学校生活の一番の思い出になった」という声も多く聞かれました。

また、翌9日は、4年生が連合音楽会に参加しました。区内の学校が2日間に分かれて行う音楽会で、本校は人数こそ少ないのですが、リコーダー奏も合唱も堂々たるものでした。演奏が始まったとたん会場全体が引きつけられているようでした。

どちらの行事でも、やり終えた時の子どもたちの顔が印象的でした。先月も同様なことを書きましたが、事前の準備や練習、そして本番の緊張と興奮、これらの経験が満足感や充実感をもたらし、子どもたちの成長につながることを実感しました。

先週の21,22日には、野川中学校の2年生が職場体験に来ました。南野川小学校の卒業生4人で、クラスに入って授業を手伝ったり、子どもたちと遊んだりしました。朝は、私と一緒に2日間、挨拶をするために正門に立ってくれました。「元気なあいさつが返ってきますね」と嬉しそうに話していました。本校の卒業生もいろいろな職場で仕事について考えているのでしょう。中学生の目から見て、職場としての小学校はどんな姿に映ったのでしょうか。自分の将来を考える「キャリア在り方生き方教育」に少しでも役立ててもらえたら嬉しいです。

 11月は行事が盛りだくさんでした。2年生のズーラシア遠足、4年生の市民ミュージアム見学、6年生の日光修学旅行、4年生の連合音楽会、5年生の多摩川見学、来年の1年生の就学時健診、6年生の三浦地層見学、合唱鑑賞教室…そして、明日は、いよいよ学習発表会です。今年は、まだ11月だというのにインフルエンザが流行ってしまい大変心配しています。学習発表会の練習も、なかなかできない学年がありました。冬の寒さはこれからが本番です。今後も、手洗い・うがい・マスクの着用等、風邪やインフルエンザ対策を心がけていきたいです。




  2018年11月 

101618日に5年生と八ヶ岳自然教室へ行ってきました。朝晩は寒かったですが、天気にも恵まれ、子どもたちと一緒に森林の秋を満喫しました。カレー作り、ハイキング、キャンドルファイヤー等、どれも仲間と力を合わせて成し遂げるものばかりでした。帰ってきた5年生が「協力できた!」と満足そうに話す姿に成長を感じました。

 また、17日には6年生の地区別運動会が野川小学校で行われました。こちらも、事前の練習や作戦など、クラスや学年で取り組んでいました。当日は、保護者の皆さまや職員に応援され、大縄跳びの8の字跳びや、今年度から始まったふるさと川崎競争(ボール・フラフープ送り競争)で自己ベストを更新したり、玉入れで優勝したり、たくさんの活躍が見られたそうです。

秋は行事がたくさんありますが「行事を通して何を学ぶか?」が大切です。先月の家庭教育学級で石渡PTA会長がされたお話が、このセカンドゴール(ファーストゴールは記録や勝敗など、セカンドゴールは〇〇を通して付けたい力)でした。学校でも家庭でも目指しているのは子どもの力を伸ばすこと(成長)です




  2018年10月 前期をふり返り、次のステップへ

9月の台風一過の日、3年生の1つのグループが学区にある「川名梨園」へ見学に行きました。3年生は総合的な学習の時間に地域のことを学習しています。私も一緒に行かせてもらいました。梨園に近づくと子どもたちはわくわくドキドキしていて、中に入ると広さと、たわわに実った大きな梨にびっくりしていました。梨園を始められた頃の話や、鳥や虫から梨を守る話など興味深いものでした。台風後の大変な時なのに、快く子どもたちの質問に答えていただき有り難かったです。

別のある日、3階からにぎやかな声がするので行ってみると、1年生が自分のアサガオのつるをほどいていました。リースを作るそうです。まずは葉を取り、しっかり巻き付いたつるをていねいにほどいていきます。何本ものつるが絡み合って大変そうでした。でも、泣き言を言わず、黙々とつると格闘していました。子どもたちの学習や活動からも秋を感じられる一時でした。

 さて、前期も残すところ数日となりました。今、4月に6年生対象に行われた全国学力・学習状況調査の学校報告書を作成しています。この中の質問紙調査の結果を見てみると、「自然の中で遊んだことや自然観察をしたことがありますか」という項目で、本校は95%の児童が「当てはまる」と答えています。(全国平均87%)また、「地域のことを調べたり、地域の人とかかわったりする機会があった」と答えた児童は78.4%(全国平均74.7%)でした。西野川小学校が地域や自然に恵まれた環境であることを物語っていると感じました。報告書は終業式の日に全校児童(家庭数)に配りますのでご一読ください。

 5日の終業式です。各クラスで担任から説明を受けながら「のびゆくすがた」を受け取ります。「のびゆくすがた」には、学校での子どもの姿が記述されています。学習面・生活面でがんばったこと、伸びたこと、努力してほしいことが書かれています。ご家庭でも、前期の成長をしっかりと認めてあげてください。「学校に元気に通えた」「一人でできることが増えた」「家族のために何かできた」「友達と遊べた」「自分の気持ちが伝えられた」・・・一人一人に成長があると思います。

そして、4日間の秋休み(今年から、『かわさき家庭と地域の日』もお休みです)の後、1010日(水)からは後期が始まります。前期をしっかりと振り返って、次のステップへと進みましょう。




  2018年9月 夏休みを終えて、再スタート

今年の夏も、「猛暑・酷暑」と呼ばれる暑い夏でした。外を歩いていると、お湯の中を漂っている錯覚に陥るような暑い空気でした。夏の気温は、一体何度まで上がるのでしょうか?2年後の東京オリンピックを考えると心配になります。

十年位前、私がまだクラス担任をしていた頃、教室の黒板に8月の日付を書くことに違和感がありました。私にとって長い間、夏休みは8月31日までと決まっていました。31日に泣きべそをかきながら宿題を終わらせたことも何度もありました。だから、8月31日は気持ちが少し沈んでしまいました。そんなことを思い出しながら、西野川小の子どもたちは、どんな様子かな?笑顔が見られるかな?と心配していました。

8月27日(月)学校が始まりました。朝会に集まった子どもたちは少し日焼けしたり、ちょっと背が伸びたりしていましたが、いつも通りの笑顔の子が多くて安心しました。きっとドキドキした気持ちはあったのでしょうが、久しぶりに友達や先生に会えてうれしい気持ちのほうが大きかったのだと思います。子どもたちに聞いてみました。「夏休みに何か初めてのことに挑戦した人?」「夏休みに何かを続けたり、繰り返したりして頑張った人?」どちらにもたくさんの手が挙がっていました。きっと一人一人に夏休みならではの思い出ができたことと思います。教室や廊下に飾られた夏休みの作品を見ると、子どもたちの楽しそうな顔や、頑張った顔が浮かびます。来週の授業公開・懇談会の折にでも、ゆっくりご覧ください。

また、27日には引き取り訓練も行いました。暑い時間でしたが、ご協力ありがとうございました。訓練では300人以上の子どもの引き取りがされましたが、本当の災害時にはそんなに多くは引き取りに来られないと思われます。毎回の訓練を通して、「本当の災害時には」とシュミレーションを繰り返すことが、被害を最小限にとどめることにつながると考えています。9月9日(日)9:00〜野川小学校で「宮前地区総合防災訓練」が行われます。親子や家族で参加して、「いざという時」のことを考えてみることもよいと思います。

夏休み中も学校の近くでは、宅地工事や新築工事が続いていました。現在も工事車両が増えていますので、通行には十分にご注意ください。朝、正門で迎える子どもたちの「おはようございます」の声が元のように元気になる頃には、学校のリズムもしっかりと戻ると思います。子どもたちも疲れが出やすい時期ですので、おうちの方からの励ましの言葉をよろしくお願いいたします。




  2018年7月 わたしたちのまち かわさき

梅雨明け宣言はまだ出ていませんが、十分に暑く晴れた日が続いています。プールからは、子どもたちの元気な声が聞こえます。

先週、私は3年生の市内めぐりと、6年生の鎌倉見学に一緒に行きました。どちらの日も梅雨の晴れ間にあたり、計画通りの見学を楽しみました。子どもたちも見学に際して「しっかりと学ぼう」「マナーを守ろう」の意識をもって臨んでいました。 

鎌倉には7〜8校の川崎市の小学校が見学に訪れていました。ある6年生の児童が、「校長先生、あの学校の先生も『パ』の名札をしているよ」と気付いて教えてくれました。そうなのです。今、川崎市では、職員証のネックストラップに『パ』のロゴ入りのものを使っています。これは『かわさきパラムーブメント』(2020年の東京オリンピック・パラリンピックを応援し、私たちの意識改革を進める運動)の1つとしての取り組みです。  

7月1日(今年度は日曜日)は川崎市の市制記念日です。川崎市は、市になって今年で94年になります。川崎市では、次の100年に向けて、市民(子どもたちも)に川崎への愛着をもってもらえるよう様々な取り組みをしています。市の新しいロゴマークは赤・緑・青の三色を使った『川』のデザインです。これは光の三原色をイメージし、どんな色にもなれる多様性や自由をあらわしています。『パ』のロゴも同じ3色です。

「自分が住むまちを好きになってほしい」そんな想いが、ロゴやシンボルマーク、キャッチフレーズ等、いろいろなところに織り込まれています。7月1日は、「わたしたちのまち川崎」のことをご家庭で話題にしてもらえると嬉しいです。

ここのところ、各地で学校にかかわる悲しい事故や事件がいくつもありました。学校施設の安全点検や、地震や非常時の際の行動について、自分の学校のこととして考えなくてはいけないと痛感しています。児童の安全を守るために、学校がすべきこと、保護者がすべきこと、地域にお願いすること、子ども自身が身に付けること、どれが欠けてもいけません。悲しく辛いニュースの中から、私たちが学ばなければいけないことだと考えています。4月の始業式と避難訓練のときに、児童に安全についての話をしました。「自分の命や体を守るには、話をしっかりと聞いて動くことも大事ですが、それだけではなく自分で考える力も必要になります。これって大丈夫かな?と考えられる力を付けましょう。」

私たち大人も常に「これって大丈夫かな?」と考えることで、子どもたちが安全に、安心して通える学校にしていきたいと思います。

 




  2018年6月 一生懸命な姿をありがとう

5月19日(土)は、無事に第39回運動会を行うことができました。終わってみれば、夜中の雨は校庭の砂埃を抑え、暑すぎず運動会に適した一日になりました。天気予報が二転三転し、野川地区3校は一時間遅れの開催にしましたが、結果的には大きな混乱もなく、時間的にも遅れを取り戻しながら進めることができました。ご協力ありがとうございました。

運動会では、子どもたちの活躍や頑張る姿をたくさん見ることができました。開会式で「一生懸命やることが楽しい、かっこいい、と思える運動会にしましょう」と話しましたが、その言葉通り、子どもたちの活躍や頑張る姿をたくさん見ることができました。どの子も競技、演技、応援、係の仕事等、様々な場面で力を出し切ろうと頑張っていました。1年生は初めての運動会として、6年生は小学校最後の運動会として、練習の通りに、いえ練習以上の出来栄えだったと思います。自分の出番を終えたときの満足気な顔、仲間を応援するときの力強い声、転んでしまったり、うまくできなかったりした時もあきらめない力強い表情…。子どもたちの顔を見ているとこちらも自然に笑顔になり、気づくと大きな声で声援を送っていました。それくらい、どの子の顔も輝いていました。見に来られた方々からも「今日は、大人たちも元気や勇気をもらえました」という感想をたくさんいただきました。

運動会で、私がもう1つうれしかったのは、保護者の皆様や地域の方の応援や協力の力です。PTAの役員・委員や一人一役の皆様、おやじの会の皆様等に、前日準備や、朝早くから、裏方として多くの支援をしていただきました。後片付けもたくさんの方が手伝ってくださり短時間で終えることができました。運動会は学校行事であるとともに、みんなの行事になっていることを感じました。『チーム西野川』が子ども・教職員・保護者・地域とつながっていることを実感できた一日でした。本当にありがとうございました。ちなみに、今年度、教職員が着ていたポロシャツは、39回運動会から背番号39(サンキュー)でした。

運動会を終え、一人一人の力が伸びたり、学年でのまとまりが強くなったりしました。何かを乗り越えることで、子どもも大人も成長するのだと思います。5年生は「稲づくり」の準備を始めています。講師は、元校長の榎本重次先生です。OBの方にいつまでも西野川小を支えていただけるのはうれしいことです。

 




  2018年5月 春の「自然の坂道」を歩いて


 校庭を彩る花々が、桜からハナミズキ、フジと移ってきました。小鳥の声にも新緑と共にたくましさが感じられる頃となりました。子どもたちは、新しいクラスや、新しい友達にも少しずつ慣れ、元気な声が学校に響いています。4月は、授業公開・懇談会、地域訪問がありました。お忙しい中、時間をつくっていただきありがとうございました。

 先日、初めて「自然の坂道」を用務員さんと一緒に歩きました。学校内にこのような自然の遊歩道があるのは大変珍しく驚きました。カキやモモの木があったり、ヨモギやタンポポやスギナがたくさん生えたりしていました。歩いているうちに、自分の子どもの頃が思い出されました。住宅地ではありましたが、ちょっと足を延ばすと野山が残っている所で、ちょっぴり野川と重なる感じがします。シロツメクサやレンゲを摘んだこと、ススキの原っぱで遊んだこと…。子どもの時の楽しい記憶はいくつになっても残るものです。「西野川小学校の子どもたちにも、小学校での生活が楽しい思い出として残るとうれしいな」と思っています。
 地域の方から西野川小学校が創立した頃の話を伺いました。谷戸だったこの土地に土を入れ、何年もかけて学校を建てられるように整地したそうです。校庭の周りも崖だった所に木を植え整えて今の「自然の坂道」ができたそうです。地域の方々が学校を大事に思ってくださるのは、このような歴史があるからなのだと改めて感じました。「自然の坂道」や「せせらぎ池」が西野川の子どもたちのすてきな思い出になるように、これからも大切にしていきたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。
 さて、昇降口の上の窓に運動会の掲示が貼り出されました。運動会に向けた子どもの動きもそろそろ始まり、学校には新たな活気が感じられます。運動会計画を見ながら、どんな運動会になるのかな?と楽しみにしています。児童会でのスローガン決め、学年種目の練習、係の仕事等、子どもたちのたくさんの活躍が見られると思います。ご家庭でも、運動会に向けての頑張りを応援してください。

 新学期の緊張感がほどけてくると、今度は疲れも出るころです。子どもたちの気持ちや体調を、ご家庭でもしっかりと受け止めていただきたいと思います。




  2018年4月 新しい出会い、新しいスタート


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月、あたたかな日差しの中、新しい学校生活が始まりました。お子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。今年度は、59名の新1年生を迎え、全学年で386名、教職員30名という新たな装いで出発しました。教職員一同、力を合わせて様々な教育活動にあたっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。子どもたちは、それぞれ「進級」をきっかけとして、様々な人たちや出来事と出会い、夢や希望を持つようになります。先日、新6年生が始業式・入学式の準備を手伝ってくれました。子どもたちの顔には最高学年として新1年生を迎えようとする意気込みが感じられました。他の学年の子どもたちも、担任や友達との新しい出会いがあり、新しいクラスのスタートにわくわく、どきどきしていると思います。大人になっても、何かを始めるときの「わくわく、どきどき」は心地よいものです。私自身も「新たな出会い」を大切にしたいと思っています。申し遅れましたが、今年度、これまで4年間にわたり本校をリードしてくださった白坂雅妃子校長先生が退職され、新しく校長になりました小野瀬三智子です。これから始まる西野川小学校でのたくさんの出会いに、わくわく、どきどきしています。本校の教育目標は、「明るく元気な子」「仲良く助け合う子」「よく考え工夫する子」「最後までやりぬく子」です。今年度も昨年度までのこの目標にそって、学習や行事を進めていきたいと考えています。また、今年度より「川崎教育プラン第2期」がスタートします。プランの基本目標である「自主・自立」「共生・協働」の実現に向けて「キャリア在り方生き方教育の推進」「次期指導要領に対応した総合的な学力向上策の実施」などに取り組んでいきます。子どもたちが夢や希望を抱けるように、教職員一同、今年度も精いっぱい努めていきます。保護者の皆さまや地域の皆さまには、どうぞ引き続き本校へのご理解とご支援・ご協力をお願いいたします。