過去に紹介した本(書名五十音順)


アーノルド・ローベル/作
ゆもとかずみ
(偕成社)
いたずら王子バートラム
今回紹介するのは、二年生で学習する「お手紙」の作者アーノルド・ローベルの絵本「いたずら王子バートラム」です。バートラム王子はいたずらばかりして皆を困らせるとっても悪い子です。ある日、魔女にいたずらしたバートラムは、怒った魔女に竜にされてしまいました。お城にいられなくなったバートラム。元の姿に戻れるのでしょうか?ぜひ、読んでみて下さい。(2016.11.14)
 
谷川 俊太郎
(小学館)
いちねんせい
「せんせいがわたしのなまえをよびました せんせいはわたしのなまえをしってるんだね」 そうそう、一年生の時ってこんなことを考えていたかも・・・。そう思える詩や、声に出して読むと楽しくなるような詩が23編入っています。これから一年生になる人も昔一年生だった人も、ぜひ声に出して読んで見て下さい。(2016.06.06)

ルース・スタイルス・ガネット/作
(福音館書店)
エルマーのぼうけん
 エルマーは、どうぶつ島でつかまった“子どものりゅう”を助けに行きます!船の底にかくれ、袋の中に入り、ようやくたどり着いたエルマー。でも、どうぶつ島には、怖い猛獣がたくさんいて、多くの人が食べられたと話を聞きます。さて、エルマーは“子どものりゅう”を助けられるでしょうか!トラ・サイ・ライオン・ゴリラ・・・猛獣たちに食べられないようエルマーが知恵をしぼるゆかいな冒険のお話です。このお話は、かわさきこども読書100選にも入っています。シリーズになっているので、次は【エルマーとりゅう】【エルマーと16ぴきのりゅう】もぜひ読んでみて下さい。(2016.07.04)

プロイスラー/作
中村浩三/訳
(偕成社)
大どろぼうホッツェンプロッツ
少年カスパールのおばあさんの家にどろぼうが入り、「コーヒーひき」が盗まれてしまいます!盗んだのは、サーベルと7本の短刀を持った大どろぼうのホッツェンプロッツ!カスパールは仲よしのゼッペルと大どろぼうを捕まえようとします。変装、コショウピストル、夜のぼうけん・・・二人は大どろぼうを捕まえられるでしょうか?!かわさきこども読書100選の中からの1冊。スリルとユーモアいっぱいのストーリーで読み出したら止まりません。『大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわれる』『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわれる』続編もあります!(2016.11.14)
 
江戸川乱歩/作
藤田新策/絵
(ポプラ社)
怪人二十面相(少年探偵)
 変装の名人、二十面相は宝石や美術品を盗みますが、現金には目もくれません。人を傷つけたり殺したりもせず、盗む前には相手に『予告』までする、とても紳士な二十面相。たくみなトリックをつくり、ハラハラドキドキする場面が次から次へとくりひろげられるストーリーで、読み出したら止まりません。二十面相のライバル明智小五郎は頭の切れる名探偵。そこにアシスタントとして活躍する勇敢ですばしっこく頭のいい少年探偵団の仲間たち。60年以上も読み継がれているロングセラーです。かわさきこども読書100選からの1冊、是非読んでみて下さい。(2017.01.30)

いもとようこ/作
(金の星社)
かぜのでんわ
 山の上に1台の電話が置いてあります。今日も誰かがやってきました。線のつながっていないその電話で話をするために・・・。
 今回ご紹介する本は、岩手県大槌町にある『風の電話ボックス』をもとにした絵本です。東日本大震災では、あまりにも突然、多くの命が奪われました。『風の電話ボックス』は、心の復興になればと作られたそうです。【もう会えなくなったひとに、自分の想いを伝えると、必ずその人に届く・・・】といわれている電話。たぬきのぼうや、うさぎのおかあさん、きつねのおとうさん・・みんなそれぞれの想いを伝えています。何気ない毎日の生活が、とても大切な事だと思える絵本です。是非、読んでみて下さい。(2016.02.22)

 ドロシー・マリノ文・絵
石井 桃子
(岩波書店)
くんちゃんのだいりょこう
寒い冬がやってきて、クマの親子は長い眠りに入る支度を始めようとしていました。すると、暖かい国へ向かう渡り鳥に会ったくんちゃんは、南の国へ一緒に行きたいと言い出します。そして、くんちゃんはお父さんお母さんにお別れをして、暖かい国へ向かう準備を始めます。でも、双眼鏡、麦わらぼうし、水筒など、持っていきたいものがたくさん!!くんちゃんは無事暖かい国へ行かれたのでしょうか?!幼い子どもの冒険を温かく書いたお話です。ぜひ読んでみて下さい。(2017.11.30)

E.B.ホワイト/作
ガース・ウイリアムズ/絵
さくまゆみこ/訳
(あすなろ書房)
シャーロットのおくりもの
8才の女の子ファーンが育てた子ブタのウィルバー。ウィルバーは大きくなると、近くの農場に売られてしまいました。ウィルバーは、その農場にいるガチョウやヒツジ、ネズミから色々なことを教わり・・・「クリスマスにハムにされるって?!」あせるブタのウィルバー。助けてくれるのは、小さなクモのシャーロット。ゆかいな作戦を考えます。動物や虫がお話するワクワクのファンタジー!かわさき子ども読書100選(高学年)からのご紹介です。19カ国1000万読者に愛されつづけるロングセラーなので、皆さんぜひ読んでみて下さい。(2017.10.30)

バージニア・リー・バートン文・絵
いしい ももこ訳
まなべ まこと監修
(岩波書店)
せいめいのれきし 改訂版
わたしたちの地球は、46億年前の大昔にうまれました。地球上にせいめいがうまれたときから、現在のひとびとの生活までを、バートンが美しい絵とリズムのある文で紹介します。「恐竜はいつからいたの?」「地球ってどうやってできたの?」・・・そんな子供達の素朴な疑問に、分かりやすい言葉と優しい絵がせいめいの進化を伝えてくれます。監修は、恐竜研究の第一人者・真鍋 真 氏。かわさき子ども読書100選からの1冊です。ぜひ、ゆっくり親子で読んでみて下さい。(2018.01.31)

 ドン・フリーマン/作
西園寺祥子/訳
(ぽるぷ出版)
ターちゃんとペリカン
両親と一緒に、毎年夏休みにキャンプする砂浜にやってきたターちゃんは、去年会ったペリカンにまた会うことが出来ました。初めての魚釣りを、ペリカンと一緒に楽しんでいたターちゃんでしたが、浜に脱いだ長靴が満ちてきた波にさらわれてしまいます。片方は釣竿で釣り上げたけど、もう一方は流されてしまい・・・。夏の終わりの静かでどこか物寂しさも感じる美しい景色の中、ターちゃんとペリカンの交流が心にじんわりしみるお話です。ぜひ読んでみて下さい。(2017.09.30)

 田島 征三 作
(福音館書店)
だいふくもち
今月は5年生に読み聞かせした本をご紹介します。ある晩、怠け者のごさくが自分を呼ぶ声を聞いて家中探してみると、床の下に300年も住みつく大福餅を見つけました。「あずきおおせ」(あずき おくれ)と騒ぐ大福餅の言うことを聞いて餅の上にあずきをのせてやると、こんまい(小さい)餅を次々産みました。これは金儲けになると考えたごさくは、小さな大福餅を売り出したところ、たちまち評判になり大金持ちに。もっと儲けようと欲が出たごさくは、大福餅に無理やりあずきを食べさせたところ・・・。大福餅がどうなったかは読んでみてのおたのしみ。土佐弁が使われた昔話なので、ぜひ声に出して読んでみてくださいね。(2018.01.31)

藤嶋昭・かこさとし
村上武利・中田一弥
落合剛・野村知生/共著
(偕成社)
太陽と光しょくばいものがたり
私たちの生活に欠かせない太陽エネルギー。そのエネルギーを利用して、生活に役立てる最新技術の『光しょくばい』。色水がとうめいになったり、べとべとの油が水できれいに落ちるなど、酸化チタンのかたまりに太陽の光をあてると不思議なことがおこります!この不思議な現象をおこす『光しょくばい』のしくみと、光しょくばいを利用した研究をわかりやすく説明している1冊です。著者の藤嶋昭先生は、先日、文化勲章を受章されました。川崎市在住、子ども達の科学技術への関心を高めるために、大変ご協力をいただいております。かわさきこども読書100選(高学年)でも紹介されていますので、ぜひこの機会に読んでみて下さい。(2017.11.30)

村松昭/作
(偕成社)
たまがわ
 【かわさき 子ども読書100選】から、低学年・高学年共通の本を紹介させて頂きます。
 大都市、東京と神奈川のあいだを流れて、東京湾に注ぐたまがわ。たまがわのはじまりはどこかな?山の神様と、そのお使いの男の子が雲にのって空からたまがわを見る絵地図です。普段見るあの橋、建物、通っている学校やおうちが見つかるかも。たまがわには、ダム、せき、はしが作られ、まわりには線路、道路、用水。にぎやかな町に、大きな工場、ひろい空港。そんな発見とおどろきにあふれた、たまがわ。山にふった雨が長い道のりをへて、ようやく海に出るまで、親子で楽しく見ていきましょう。(2016.01.19)   

指田 和/文
(ポプラ社)
つなみてんでんこ はしれ、上へ!
 【かわさき 子ども読書100選】低学年版から紹介させて頂きます。
 『自分の命は自分で守れ!』東日本大震災のあの日、大津波をみんなで生きのびた釜石の子供達のドキュメント。中学生は小学生の手を握り、一生懸命山の上へと走る、その子供達の姿を見て、お年寄りも逃げる・・・いのちを守るための心構えや訓練が、多くの命をすくいました。読み終えると、毎日の生活に感謝し、いのちを大切にしようと思える一冊です。(2015.11.01)

モーディカイ・ガースティン/作
川本三郎/訳
(小峰書店)
綱渡りの男
 今は無きニューヨークで一番高いビル“ワールドトレードセンター”。そこで大道芸人のフィリップが、完成間近のビルにワイヤーを繋げ、綱渡りをした実話です。地上400メートルの上を綱渡りする姿は、絵が身開きになっていて大迫力です。この無謀な挑戦が成功したかは、皆さん是非読んでみてください。2015年アメリカで「ザ・ウォーク」という題名で映画化されています。(2016.09.30)

 パット・ハッチンス作・絵
石井 桃子
(福音館書店)
ティッチ
ティッチは三人きょうだいの末っ子です。お兄さん、お姉さんは、ティッチより背が大きかったり、ティッチよりいいものを持っています。ティッチはいつもお兄さん、お姉さんにかなわなくて悔しい思いをしているのですが、最後に嬉しい出来事が待っています。ティッチ、良かったね!と思わず言いたくなるかわいいお話です。ぜひ読んでみて下さい。(2017.10.30)

富安陽子/作
YUJI/画
(福音館書店)
菜の子先生がやってきた!
不思議な力を持つ菜の子先生。逃げた桜の木や上靴に注意をしたり、飼育小屋のウサギとも話ができる・・・。科学者が着るような長い白衣を着てふっとあらわれ、初めて会うのに児童の名前を全部知っている・・・いったい菜の子先生って誰なんだろう? まじめな学校生活が不思議な空間にかわり、空を飛んだり、突然屋上にあらわれたプールで泳いだり、ドキドキワクワクの世界に入っていきます。でも、菜の子先生に会えるのは、運のいい人だけ。次に会えるのは誰かな? かわさきこども読書100選からの1冊です。是非一度、不思議な世界を体験してみてください。(2017.09.30)
 
グリム童話/作
フェリクス・ホフマン/絵
瀬田貞二/訳
(福音館書店)
ねむりひめ
 今回「読み聞かせ」から紹介する本は、福音館書店の「ねむりひめ」です。・・・いばら生い茂るお城の塔に眠り続けるお姫さま・・・。グリム童話の中でも有名な昔話です。「読み聞かせ」で子供たちと読んでいるのはスイスの画家フェリクス・ホフマンが手がけたもの。美しく繊細な絵に大人でも思わずうっとりしてしまいます。ホフマンの絵はもともと自分の子どもたちに贈ったものだそうです。愛情がいっぱいつまっています。低学年のお子さんには少し長く感じられるかもしれませんが、ぜひお子さんと一緒に読んでみて下さいね。

リチャード・ウィルバー/作
松岡享子/訳
(福音館書店)
番ねずみのヤカちゃん
 ドドさんの家に住むお母さんねずみと4匹の子どもたちは、ドドさんに気付かれないよう静かに暮らしています。でも4番目の末っ子ヤカちゃんは、とにかく声が大きい!小さな声でお返事ができず『やかましやのヤカちゃん』と呼ばれてしまいます。ある日、ドドさんにねずみがいることがバレてしまい、ネズミ退治作戦が始まります。大きな声のヤカちゃんは大丈夫でしょうか・・・ヤカちゃんの声の大きさに思わず笑ってしまう楽しいお話です。かわさき子ども100選(低学年)でも紹介されていますので、是非、親子で読んでみて下さい。(2016.09.30)

こうやすすむ/作
(福音館書店)
 
ピーナッツ なんきんまめ らっかせい ~かがくのとも~
 ピーナッツ なんきんまめ らっかせい・・・この3つの豆、実は同じ豆。「らっかせい」の事なんです。どうして同じ豆なのになまえが違うのでしょうか…? それにこの「らっかせい」実のなり方も少し変わっているようです。この本はそんな「らっかせい」のフシギを分りやすく教えてくれます。「かがくのとも」シリーズには他にもたくさん身近な「モノ」が紹介されています。ぜひお子さんと一緒に探してみて下さいね。(2015.12.01)

かこさとし/作
(小峰書店)
 
富士山大ばくはつ
 【かわさき 子ども読書100選】高学年版から紹介させて頂きます。
 日本を代表する美しい富士山のできるまでとできてからのようすを、イラストを多く使って解説してくれます。富士山は何度も噴火をくりかえしながら、今見られる姿になりました。各時代の噴火の様子やこれから起こるであろう噴火など、富士山の姿を紹介しています。イラストでわかりやすく、富士山にまつわる科学的な話題が描かれている絵本です。高学年100選ですが、低学年のお子さんも親子で一緒に学べる一冊です。(2015.12.01)

渡辺茂男/作
赤羽末吉/絵
(福音館書店)
へそもち
昔の技法にもとづいた、素朴で楽しい絵本です。縦長の本をさらに縦に開くことで、天上のかみなりと地上との世界が見事に表現されています。黒い雲の上に住んでいるかみなりは、雨を降らせるだけでなく、時々家や高い木にとびおりては人間を困らせていました。「ぴか ぴかぴか どろどろ どどん」という音とともに現れるかみなり。おへそをとられてしまったものは、力が抜けてしまって・・・かみなりが「おへそ」が大好物な理由、そして自分のおへそを守る方法(?)を知りたい方は、ぜひ読んでみてください。(2017.07.12)

斎藤敦夫/作
藪内正幸/画
(岩波書店)
冒険者たち ガンバと15ひきの仲間
「町ねずみ」のガンバは、友達のマンプクにさそわれて海で行われる祭りに行ってみた。そこで「船乗りねずみ」や「港ねずみ」といった全く違う暮らしをするねずみたちに出会う。その楽しい祭りの最中に、「島ねずみ」の忠太が大怪我をして助けを求めにやってきた・・・。恐ろしいイタチとの戦い、仲間の友情、そして全員での協力。勇気と希望があふれる冒険のお話です。7月に5年生がこころの劇場で鑑賞した【ガンバの冒険】の原作です。かわさきこども読書100選にも入っていますので、長い夏休みにぜひ読んでみてください。。(2017.07.12)

得田之久/文
(福音館書店)
ぼく だんごむし
 みんながしってる「だんごむし」。この本は、だんごむしの秘密を紹介しています。だんごむしは、どこにすんでいるのかな? 何を食べているのかな? どうやって大きくなるのかな?  びっくり仰天のだんごむしの秘密!この本を読んで、君もだんごむし博士になろう!(2016.07.04)

ジョン・バーニンガム/作
(ぽるぷ出版)
ボルカ はねなしガチョウのぼうけん
 今回読み聞かせから紹介するのは、ぽるぷ出版の『ボルカ はねなしガチョウのぼうけん』です。生まれつき羽の生えていないガチョウの女の子、ボルカ。お母さんガチョウに毛あみの羽を編んでもらいますが、ほかの兄弟に仲間はずれにされます。毛あみの羽を着ているので飛ぶことも泳ぐことも出来ないボルカは、冬が訪れると、とうとうひとりぼっちに・・・・。ボルカはどうなってしまうのでしょうか? ぜひ読んでみて下さい。(2016.02.22)
 
たかどの ほうこ/作
(福音館書店)
みどりいろのたね
 まあちゃんたちのクラスでは、畑にたねをまくことになりました。ところがまあちゃんは、えんどう豆のたねといっしょにメロンあめを一粒、一緒にうめてしまいます。土の中ではえんどう豆のたねとメロンあめが大げんか!たねとあめ、さてさて、どんな勝負になるでしょうか。
 『みどりいろのたね』は、かわさきこども読書100選の低学年版にも選ばれています。えんどう豆とメロンあめの会話がとにかく面白い!楽しい会話と表情豊かな絵。じっくり見るとえんどう豆が大きくなる様子まで分かりますよ。思わず笑ってしまう1冊です。ぜひ読んでみて下さい。(2016.06.06)
 
平野直/再話
太田平八/画
やまなしもぎ
 「やまなしもぎ」は他にも「やまなしとり」や「なら梨とり」などいくつかの名前で呼ばれ、全国的に分布している昔話です。
 病気のお母さんに食べさせようと「山梨もぎ」に出かける3人の兄弟。ところが上の2人は沼のぬしに吞まれ、とうとう三郎の番になり・・・。低学年向きですが、高学年以上でも楽しめるこの秋おすすめの一冊です。保護者の方もぜひお子さんと一緒に手にとってみて下さい。(2015.11.01)
 
ウィリアム・スタイグ/作
(らんか社)
ゆうかんなアイリーン
 お母さんが風邪をひいてしまい、お母さんが作ったドレスをアイリーンがお屋敷の奥さまに届けに行くことになりました。 アイリーンはドレスを抱えて、吹雪の中、お屋敷を目指します。大好きなお母さんのために、一生懸命頑張ってドレスを届ける、たくましくて優しいアイリーンのおはなしです。 是非読んでみて下さい。(2016.01.19)