Shimogawara Elementary School

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校長 佐藤 昌平 (さとう しょうへい)
2月 

「これく〜ださい。ありがとう。」


 
125日の「ダンス発表会」には、大勢の保護者・地域の方々に参観していただきありがとうございました。今年は2階のキャットウォークも開放してご覧いただきました。また、撮影等のご協力もありがとうございました。プロダンサーHEROさん達を講師としてお招きして毎年練習を積み重ね、なんと10年を越えるそうです。自分なりの表現をすることを目標に、今年新たに教えていただいたステップに加え、これまで身につけてきたステップや振り付けを生かして表現しました。その動きの巧みさに私も思わず感嘆の声を上げてしまいました。参観された地域の方からも「毎年楽しみにして見に来ていますが、本当に素晴らしい取り組みですね。」と、声をかけていただきました。

「みんなの作品展」にも多くの方々に見に来ていただきました。日頃の学習の成果を目に見える形で展示しました。一人一人の頑張りが見える作品展になりました。また、地域の方々からも素晴らしい作品を展示していただきました。ありがとうございました。

 

 さて、私が子どもの頃の話です。まだその頃は町中に駄菓子屋がありました。学校が終わって、一度家に帰ると、なけなしの小遣いを握りしめて、わくわくしながら何かを買いに行きました。お店に入って、買う物を決めると、お店の人に「これく〜ださい」と声をかけます。すると、お店の人が「どれどれ」と出て来るので、お金を支払って「ありがとう」と言って、手に入れた品物を持ち、意気揚々とお店を後にしていました。

 スーパーやコンビニ、ましてやネット通販で買い物をすることが多くなった現在、こういうやりとりが減ってきました。無言で列に並び、品物を置き、お金を支払い、無言で品物を受け取り、出て行く姿を目にすることも多いと思います。それと同時に、物や人に対する有り難みを感じる感性も少しずつ失われてきているように感じます。

コンビニで働く外国人店員によると、「外国人客の方が物を購入した後『Thank you』と、よく言う。日本人客の方が無言であることが多い。」と、話すこともあるようです。「お金を払っているから、当たり前」なのでしょうか。それとも「お客様は神様」なのでしょうか。そうではないと思います。

 便利になると、それが当たり前だと思いがちですが、物は作る人、流通する人、販売する人がいて、初めて私たちの手元に来ます。その中の誰かが一人欠けても私たちは手にすることができません。その有り難みを、もう一度立ち止まって考える必要があるように私は思います。



1月


あけましておめでとうございます


 平成最後の正月があけ、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。

今年は亥年です。昨年末の朝会でも一部話をしましたが、亥は日本では、イノシシを当てています。ところが、中国や韓国、ベトナムなどでは、亥はブタなのです。干支は中国から伝わってきましたが、そのなかでイノシシに変化したと考えられています。ちなみに、ベトナムでは、丑年は水牛ですし未年は山羊です。そして極めつきは、卯年はネコなので、驚かされます。

今年初めての朝会では、ドローンの映像を見ながら、同じ物を見ていても、見る角度によって、見え方が違うこと、「物事を多面的に見ることの大切さ」について、話をしました。先ほどの干支一つとっても、いろいろな国でいろいろな動物を当てていることも、そこにつながってくると思っています。

 今年も子どもたちが安心して充実した学校生活を送れるよう、職員一丸となって、年度のまとめに向けて取り組んでまいります


学校での撮影について:原則はご遠慮くださいですが・・・

 

 今月25日(金)に、ダンス発表会が予定されています。ストリートダンスを通して、自己表現、・コミュニケーション・体を動かすことの楽しさや大切さを知り、伝え合うことを目標とした学習の発表となります。

 ところで、これだけスマートホン等が普及してきた現在は、手軽に動画や写真を撮影でき、更にすぐにインターネット上にアップできてしまう世の中になりました。また一方で、個人情報保護の大切さも、法律等で規定される世の中にもなっています。従って、学校での保護者の方等の撮影については、次のようにさせていただきます。

@    教育活動に関わる撮影は、原則としてご遠慮ください。特に授業中の撮影は、学習の妨げとなりますのでご遠慮願います。

A    但し、インターネット上にアップしないことを確認した上で、以下の場面での撮影はしても良いこととします。

○撮影しても良い場面

・入学式、卒業式、運動会、地区別運動会、子ども祭り、音楽集会、ダンス発表会、

各学年で企画した発表会 


本年も本校教育活動へのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。



冬休み号


嬉しいお知らせ

 
 今年も残りわずかとなりました。「平成最後の○○」という言葉を聞くことの多かった1年だったように思います。

 先日、地域の方から嬉しいお手紙をいただきました。公園の落ち葉掃除をされていたこの方の様子を見ていた下河原小の1年生が、一生懸命お手伝いしてくれて嬉しかったとのことでした。行事やいろいろな場面で、地域の方が温かい目で子どもたちを見守ってくださっていることの有り難さを感じていましたが、今回のお手紙はそんな思いを新たにする出来事となりました。

 さて、22日から17日間の冬休みに入ります。子どもたちがわくわくするような、たくさんの楽しい予定が計画されている事でしょう。今年一年、保護者・地域の皆様には大変お世話になり、誠にありがとうございました。どうぞ、ご健康には十分に留意され、よいお年をお迎えください


年縞(ねんこう)の話


 12
19日に6年生と化石発掘体験の学習をしました。那須塩原の温泉街にある「木の葉化石園」の化石の原石を取り寄せ、原石の中から木の葉の化石を取り出す学習です。理科「大地のつくり」の学習の発展として行った授業でした。さすが6年生、これまでの学習を生かして、「イオウの(出ているような)においがすることから、火山のそばでできたのではないか」などと、的確な予想をしていました。その後、原石を層の筋に沿ってマイナスドライバーをあて、金槌でたたきました。「パカッ」ときれいに割れると、思わず歓声が上がりました。木の葉や珍しい物ではカエデの実などの化石が中から出て来たからです。

 この原石は、今から数十万年前に、古塩原湖(塩原化石湖)に堆積した地層(塩原湖成層)の中に含まれる化石の原石です。火山でできた古塩原湖に土砂や火山灰が堆積し、湖水の中で繁殖していたケイソウの殻なども加わって形成されたものです。この湖は川が流れ込んでいなかったので、浮遊物が静かに堆積しました。そのため、色の薄い部分(春から夏に堆積したもの)と濃い部分(秋から冬に堆積したもの)がセットで1年分になります。まるで木の年輪のようです。これを「年縞(ねんこう)」と言います。

 福井県にある水月湖という湖は7万年分の年縞が堆積していて、今年地質学の分野で話題になった「チバニアン(千葉時代)」のように、世界からも注目される場所となっています。 


12月


なんで来るの!?


 先日の学校公開日には多くの皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。私も授業を参観しながら、「下河原小の子たちは日々着実に成長しているな」と、感じました。これもご家庭のご支援あってのことだと思います。

さて、公開日の中で、いろいろな外部講師による授業がありましたが、「スマホ・ケータイ安全教室」のエピソードが心に残ったと参加した教員から聞きました。似たような話を私も聞いたことがあるので、ここで紹介します。

中学生のグループチャットでの話です。グループで話をしているうちに映画を見に行く話になっていきました。

A「○○って映画見に行こうよ」

B「いいねー、じゃあ、私は電車で行く」

C「俺は、自転車かな?」

A「じゃあ、俺もCと一緒に自転車にする」

B「○○、楽しみー」

そんな会話が続いているところに、途中から太郎が入ってきました。

太郎「えー○○見に行くんだー。俺も行く行く!」

A「太郎は、なんで来るの?」

太郎「・・・やっぱり、止めるわ」

そして、次の日、太郎とAは大喧嘩になりました。・・・といった内容です。Aは太郎に「どんな交通手段で行くか」を聞いたのですが、太郎は「お前が、どうして来るんだ(来なくていい)」と言われたように感じてしまった訳です。こんな時、どうすればよかったのでしょうか。

○書く人は、書き込む言葉を慎重に分かりやすく書くこと

○読む人は、自分のとらえ方が誤ってないか冷静に考えること

が、やはり大切であると思います。

 子どもたちの間では、言葉の行き違いや相手の気持ちをくみ取れない幼さから、トラブルにつながるケースがよくあります。大人の世界でも、ネットニュースの信頼性などが取りざたされているのはご存知の通りです。情報を出すとき、受け取るときときの怖さ、慎重に・客観的になる大切さを、改めて感じます。


計画的に持ち帰りたい「置き勉」

今年、惜しまれつつこの世を去った、さくらももこさんの代表作「ちびまるこちゃん」のコミックの第1話には、学校でためていた物を、夏休みの前日に全て持ち帰る「まるこ」の姿が描かれています。

長期休業の前には、普段学校に置いてある教材(置き勉)を持ち帰ることが多いと思います。各担任、計画的に持ち帰るように子どもたちに指導しておりますので、ご家庭でもお声かけいただければありがたいです。



11月


働くことの喜び

 10月27日(土)の子ども祭りには、保護者・地域の皆様に多数ご参観いただきました。ありがとうございました。他校では姿を消しつつある子ども祭りですが、他校の子ども祭りは、クラスごとや学年解体でグループを作って行うことが通例です。縦割りで行っている本校の子ども祭りは、独特と言えるものです。

 閉会式でもお話しましたが、コーナーを見て回りながら子どもたちに、どんなことが楽しいかインタビューしました。受付をしている低学年の子は「スタンプがきちんと押せると嬉しいです。」という答えでした。ゲームの点数を伝える中学年の子は、「○○点です。とお客さんにきちんと伝えられるのが嬉しいです。」と答えました。これらは、自分の役割を果たせる喜びだと思います。また、「お客さんが、楽しかったよ。と言ってくれたとき、やって良かったなと思います。」という答えも多かったです。これは、人を楽しませたり喜ばせたりすることのできた嬉しさでしょう。私たち教職員で言うなら、教えている子どもができなかったことができるようになって、喜んでいる姿を見るときに感じられる幸せに当たります。

6年生と1年生のペアの呼び込みの子がいました。6年生は1年生を上手にリードして、呼び込みの台詞を言うように促していました。6年生にとってみれば、1年生にやらせるよりも、自分がやった方が早く片付きます。しかし、それでは1年生のためにはなりません。だから、1年生の仕事を大切にして言うのを促すことに徹していました。そして、言えた1年生に「上手にできたね」とねぎらっていました。その姿には、後輩を育てる喜びが感じられました。

3番目の喜びについては、クラスごとなどの子ども祭りでは味わえないものです。だからこそ、時間の調整や、動きが大変であるにも関わらず、縦割り(レインボー班)の子ども祭りが長年本校で続けられているのだと思いました。このような喜びの経験は、大人になった時にきっと力になります。これからも大切にしていかなければと気持ちを新たにしました。 



10月


いろいろな人との関わりの中で

 

 今週末で前期が終了します。4月からの半年間、子どもたちは多くのことを学び、成長してきました。これもひとえに、保護者・地域の皆様の御理解・御協力のおかげです。改めて感謝申し上げます。前期末には、学校でのお子さんの成長の記録として、「のびゆくすがた」をお渡しします。それぞれのお子さんの良さや可能性を伸ばすべく各担任が記述しておりますので、ご家庭でも今後の成長に向けての資料としてご活用いただければ幸いです。

さて、今年も敬老の日に向けて、子どもたちが町内のお年寄りの方にお手紙を書きました。そして、敬老祝賀会で代表の子が挨拶をしながらお手紙を渡しました。挨拶を染み入るような笑顔で迎えてくださった参加者の方々、地域の方々の温かい愛情を改めて感じた貴重な時間となりました。休み明けから、たくさんのお返事が続々とポストに届いていました。子どもたちもお返事をもらって大喜びしていました。本当にありがとうございました。

9月21日には全校遠足がありました。学習指導要領の改訂などを機に多くの学校から消えていった行事の一つです。しかし、下河原小学校は異学年の活動の中で育つものを大切にして、残してきています。当日は、生憎の天候で行き先が科学技術館になりましたが、6年生がグループ全体を優しくまとめ、5年生はバスレクを考えてみんなを大いに笑わせたり楽しませたりしながら進行をしました。素敵なお兄さんお姉さんの姿を見て、「そんな高学年になりたい」と思う3.4年生、5.6年生の話をよく聞いている1.2年生、心温まるシーンがいろいろなところで見られました。思いやり たくましさをもって 何かでキラリ 下河原 が、よく表れており、「これが下河原に全校遠足が残っている理由だ」と、痛感しました。

新しい学習指導要領の総則の中には、学校運営上の留意事項の一つとして「学校が、その目的を達成するため、学校や地域の実態等に応じ、教育活動の実施に必要な人的又は物的な体制を家庭や地域の人々の協力を得ながら整えるなど、家庭や地域社会との連携及び協働を深めること。また、高齢者や異年齢の子供など、地域における世代を越えた交流の機会を設けること。」とあります。これまで本校で積み重ねてきたことに、また光が当たるようになってきているのを感じます。

 

 先週の土曜日にはPTA主催による「ふれあいバザー」が行われました。「子どもたちのために」を合い言葉に、運動会明けから役員・委員の皆さんで準備を進め、この日を迎えました。当日は、雨交じりの天候でしたがが、無事行うことができました。イベントにご協力いただいた保護者、ボランティアの皆様、そしてPTA役員・委員、関係団体の皆様に感謝申し上げます。 



9月

読解力と想像力

夏休みが終わり、子どもたちの元気な姿と明るい声が学校に戻ってきました。この夏は猛暑続きでしたが、親子工作教室や地域のラジオ体操、盆踊りや祭礼をはじめ、子どもたちは様々な経験や体験を通して、また一回り成長してくれたことと思います。保護者の皆様、PTA役員・委員、地域の皆様には、様々なイベントへのご協力に感謝いたしますとともに、大きな事故も無く夏休み明けを迎えられたことに御礼を申し上げます。

さて、この夏私が読んだ本に「AI vs.教科書が読めない子どもたち」があります。この本の著者は「東ロボくん」(ロボットは東大に入れるかという人工知能プロジェクト)の中心メンバーです。そのプロジェクトの中で、現在のAIの得意分野・苦手分野が明らかになってきました。AIの得意とするものは、論理・統計・確率などの数式に置き換えられるもので、意味を読み取る力や想像力など、数式に置き換えられないものを苦手分野としています。ところが、本来AIよりも人が得意としているはずの読解力が、現代の中学生などの調査で落ちてきていることが分かってきたと著者は述べています。例えば「幕府は、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」と「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」という文は意味が異なる訳ですが、中学生の半数が「同じ意味である」と答えたそうです。半数ということは当てずっぽうで答えたのと変わらない確率です。

分からない単語があっても読み飛ばさないことや、文を頭の中で映像化する習慣をつけることが大切だと改めて感じた夏休みでした。


北海道の大自然と人の温かさに感動

 727日から「仲良し会」の方と、今年度で閉校となる北海道の新田小学校に行ってきました。帯広空港に着くと、新田小の子どもたちが扉の向こうから温かい眼差しで、元気に手を振って出迎えてくれました。どこまでもまっすぐ続く道、広がる麦畑やデントコーン畑に北海道の大きさを感じました。大自然にも感動しましたが、新田小の保護者や地域の方々の心温まるおもてなしと人柄に感激しました。


今年度の学習発表会について

 4月の学校だよりでもお知らせした通り、平成32年度の新学習指導要領の実施に伴って、本年度から外国語活動の時数が増加しています。また、新学習指導要領では、資質・能力の育成や、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善が求められています。これらを受け、本校の学習発表会はここ数年1〜3年生と4〜6年生に分かれて、体育館で発表の形をとっていましたが、4年生〜6年生について、今年度は以下のように、学習発表会の形式を変更することといたしましたので、お知らせします。

○4年生:2月23日(土)の休日授業参観に「二分の一成人式」の形で発表します。

○5年生:2月23日(土)の休日授業参観に学習の成果を教室等で発表します。

6年生2月15日(金)の「感謝の会」で学習の成果も含めて発表します。

1〜3年生につきましては11月12日(月)体育館にて発表します。



夏休み

いよいよ夏休み

いよいよ子どもたちが待ちに待った、夏休みが始まります。

私の子どもの頃の夏休みを思い返すと、怪我ばかりしていた記憶がよみがえってきます。1年生の時には、はげ山を魚箱でそりのようにして滑って、途中で引っかかり、投げ出されて顔の半面を擦りむきました。また、クワガタムシを捕まえようとして、木の穴に指を突っ込んで、中にいたムカデにかまれ、あまりの痛さに病院に駆け込んだこともあります。2年生の時には、近所の6年生のお兄さんと水晶を拾いに6km離れた公園まで歩いて出かけて、遊動木(前後に揺らして遊ぶ遊具です)から落ちて頭を切りました。知識もなく行ったので、もちろん水晶を拾うこともできませんでした。帰りに大雨に降られて、見かねた警察官がパトカーで送ってくれました。たくさん痛い目に遭いましたが、そんな冒険が楽しくてたまらなかったことを覚えています。

保護者、地域の皆様方には、新学期が始まり3か月半、多くの面でご協力いただきありがとうございました。明日から夏休みに入ります。学校では体験・経験できないことができる夏休みです。827日には、一回り大きく成長している子どもたちに会うことを楽しみにしています。どうぞ、健康や事故に留意され、充実した夏休みを過ごしていただきたいと思います。

 
内弁慶は正しい証!?

 先週は個人懇談が行われました。個人懇談というと、担任だった頃のことを思い出します。保護者の方とお話しているとよく聞く言葉がありました。

「学校では、そんなにしっかりやっているんですか? 家では全くわがままで困っているんですよ。」と、いう言葉です。学校であれだけしっかり頑張っている子が、家では違う姿を見せていることに、若い頃は驚かされたものです。

家庭をもつようになり、親となり年を経た今、考えてみるとよくわかるのですが、内と外の違いがその子どもの社会性なのでしょう。そのように考えると、学校という外での社会で協調性をもって過ごす姿と、家庭でリラックスして過ごす姿の違いは至極当たり前に感じられます。振り返って我が子を見たときに、家庭で良い子を演じさせていなかったかと反省することしきりです。 



7月


人、もの、こととの出会いの中で育つ子どもたち

 
 雨や気温の低さでプール開きがなかなかできず気をもんでいましたが、先週から気温も回復し、水泳学習ができるようになってきて、子どもたちも楽しく取り組んでいるところです。

6月は各学年とも、いろいろな学習に取り組みました。今回は、その中で3年生と5年生の体験学習について紹介します。

8日(金)に3年生が市内見学に出かけました。昨年度から、市内見学の際に「川崎の産業観光を支援する会」の方にボランティアガイドをしていただいています。普段は漫然と眺めている車窓からの景色も、専門家の方から説明していただくことで、区の境を意識するなど、新たな気づきがありました。また、久末小学校の屋上から見渡す景色と、川崎マリエンから見る景色を、学校の周辺と比較することで、「川崎市は、地域によって大きな違いがあること」を、子どもたちも実感していました。マリエンでは、自動車運搬船に車を載せる様子や、タグボート、コンテナ船とクレーンなど、説明のビデオで見た様子が実際に再確認することができて、子どもたち同様私も感動しました。


17日(日)から19日(火)まで、5年生と八ヶ岳自然教室に出かけました。梅雨の時期で天候が心配されましたが、2日目の午前中の霧雨以外は天候に恵まれ、オリエンテーリングやキャンプファイアーなど予定通りに行うことができました。自然の面では、タイコウチやコオイムシなどの水生昆虫や、寄生植物のギンリョウソウ(別名ユウレイタケ)などを見ました。特に、ギンリョウソウはなかなか珍しい植物なので、「これは、めったに見られないんだよ。」と、一緒に回っている子に大喜びで私が伝えていたら、その後、あることあること。行く先々の林にたくさん群生していました。又、シカやタヌキの痕跡(フン)を見つけたり、カッコウ、ウグイス、ホトトギスなどの鳴き声を聞いたりしました。アストロハウスで星の話を聞いた際には、曇って見えなかった北極星なども、キャンプファイアーの際には見ることができました。         

オリエンテーリングの際には、進むべき道を巡って激しく意見を交わす場面も見られました。しかし、ゴール近くのポイントで、「グループの人の良いところを伝えよう」という課題が出された時には、「一生懸命、地図を見て指示を出してくれました。」「頼もしいリーダーでした。」「雰囲気を盛り上げてくれました。」など、意見のぶつかった相手の良さをしっかり認める姿が見られました。グループ活動の中で、また一つ「優しさやたくましさ」が育っているのを実感しました。 



6月


かがやけ 下河原 一生けん命 笑顔で 協力

 
 
26日(土)は雨の心配もなく風が心地よい、絶好の運動会日和となりました。子どもたちは、この日のために練習を重ね当日を迎えました。表現のかけ声や応援の声、そして歌声などが、校長室にいる私の元に届いてきます。そしてその声は日に日に大きくなってきました。積み重なっていく素晴らしさをひしひしと感じました。当日は、それぞれが一生懸命その成果を発揮していました。学年をこえて協力する姿、そしてやりきった笑顔、今年度の運動会スローガン「かがやけ 下河原 一生けん命 笑顔で 協力」を文字通り達成し、みんな輝く下河原っ子でした。

保護者の皆様、地域の皆様には前日準備や当日の運営、後片づけなど様々な場面でご協力いただきありがとうございました。最後のテント片づけには、多くのお父様方に手伝っていただきました。練習から当日まで何かとお騒がせしました学校近隣の皆様、その他関係いただいた多くの方々のご理解とご協力に、改めて感謝申し上げます。



「口にするのが大変難しい言葉」

「口にするのが大変難しい言葉が二つあります。それは何でしょう。『生麦・生米・生卵』でしょうか。それとも、『東京特許許可局』でしょうか。いいえ違います。それは、『ごめんなさい』と『いいえ』の二つです。

自分が悪いことをしたときに、きちんと『ごめんなさい』と素直に過ちを認めて謝ることは、非常に難しいことです。自分のプライドが傷つくと思ってしまうからでしょうか。つい、ごまかしたり認めなかったり、言い訳をしたりしたくなります。また、その場の雰囲気を壊すのが怖かったり、正しいことでも人と違うことをするのが怖かったりするからでしょう。友達から悪いことをしようと誘われたり、明らかに友達が誤ったことをしているときに、きちんと『いいえ』と断ったり止めたりすることも、非常に難しいことです。しかし、正々堂々とこの二つの言葉を発する人に、君がなることを願っています。」

子どもの頃、父からよく聞かされた話です。

 

大人になった現在でも、この二つの言葉を発するのは、とても勇気が必要です。そんな自分は卑怯者なのではないか、と時に思います。



5月

さわやかな季節に

 
 校舎の3階から校庭の方を眺めていると、アオスジアゲハが梢の上を舞っていました。今年初めて見たアオスジアゲハの成虫です。調べてみると、アオスジアゲハの成虫が現れる時期は5月から10月だそうです。寒暖の差の激しい今年も、「アオスジアゲハはいつもの年と同じように季節を感じているのだな」と、感心しました。

さて、先日は、授業参観、学校説明会、学級懇談会へのご参加ありがとうございました。学校説明会では、今年度の教育活動の取り組みなどについてお話ししました。その中で、今年度の重点目標の中の「授業の工夫・改善 思考力・判断力・表現力(実践力)の育成について触れたことを以下に記してみたいと思います。

「無から有は生じません。ノーベル賞級の研究もこれまでの研究を踏まえてその先の疑問を研究してできるものです。」

と、ある研究者の講演で聞いたことがあります。「思考力を育てる」ためには基礎基本があって、それが結びついたときに考えが生まれてくることを大事にしたいと思います。また、やみくもに「考えを言いなさい」ではなく、そのための手立て(授業の工夫・改善など)をとることをしていきたいと考えております。

  新年度が始まってほぼ1ヶ月、一年生をはじめ、どの学年の子どもたちも新しい環境に慣れ始め、校内を回っていると落ち着いて学習に臨んでいる様子が見られます。担任の話に耳を傾け、熱心に発言し集中する姿は、見ていて清々しいものです。担任も言葉だけの指導ではなく、目で見ても分かるように工夫しています。黒板に図を描いたりプロジェクターで資料を映したりして、子どもたちの「学びたい」という気持ちに応えようとしています。このようなことを積み重ねながら、今後も授業の工夫・改善に取り組み、子どもたちの思考力・判断力・表現力(実践力)の育成に力を注ぎます。

暖かく、外で活動するのが気持ちの良い季節になりました。子どもたちは、放課後元気に外遊びをしているようです。小さな子たちも含めて、いろいろな人たちが公園を利用しています。そこで、公園では子どもたちの大好きなボール遊びを禁止しているところがほとんどです。皆が安心して気持ちよく使えるように学校でも指導しています。ご家庭でも声をかけていただけるとありがたいです。

学校の校庭も放課後開放しています。(2月〜10月は午後4時半まで、11月〜1月は午後415分までです。詳しくは「下河原小学校 学校スタンダード」をご覧ください。)

4月

平成30年度のスタート〜どうぞよろしくお願いいたします〜


 例年にないスピードで桜の花の盛りが過ぎ、校舎の周りをチューリップや菜の花など様々な花が咲きほこる中、平成30年度が始まりました。

お子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。今年度は新1年生37名を迎え、全校29名でのスタートとなりました。

 

阿部雅子校長の後を受け、4月1日付けで着任いたしました佐藤昌平(さとうしょうへい)と申します。子どもたち一人一人の確かな育ちに向け、教職員一同、力を合わせてまいりますので、今年度も、保護者や地域の皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 学校教育目標は、次の通りです。基礎・基本を大切にした教育の推進と望ましい人間関係の形成に努め、「学校は楽しい!」と思える子どもたちを育てていきたいと思います。


学校教育目標
   やさしく たくましく

○よく考え進んで学ぶ子  ○素直で思いやりのある子

○くじけないでやりぬく子 ○明るく丈夫な子

思いやり たくましさをもって 何かでキラリ 下河原


さて、各小学校では平成32年度の次期学習指導要領全面実施に向けて、今年度から移行期間に入りました。新学習指導要領の大きな変更点としてあげられるのが特別の教科として設置される道徳科と外国語活動です。

特に外国語活動については、平成32年度に、3,4年生で週1時間、5,6年生については週2時間となり、これまでより時数が1時間増えることとなります。本校でも子どもたちの実態を勘案しながら、今年度から段階を踏んで指導が進められるように計画しました。34年生の外国語は年間15時間、5,6年生は年間50時間を今年度予定しています。昨年度の学校報告会でもお知らせしましたが、それに伴って、3年生以上の学年については年間10回、水曜日の6時間授業を行うこととなりました。皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。