(2)IT活用の問題点と必要な対応 2/4
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前述の現状に対する問題点とその解決に必要な対応として、次のようなことが挙げられる。

問題点

  1. ITへの意識に関する問題点

    ・コンピュータは難しい、嫌いである
    ・期待する効果がない
  2. IT活用指導力に関する問題点

    ・活用のための教材準備などに多くの時間を要する
    ・授業のねらいと活用方法が結びつかない(具体的な活用方法が思いつかない)
  3. 物理的な問題点

    ・コンピュータやソフトウェアのトラブルに対応できない
    ・教育用ソフトウェアを購入する予算がない
    ・利用できるコンピュータの台数が少ない

必要な対応

  1. IT活用の現状と教員の意識に関する調査の実施

     学校における授業へのコンピュータ活用の現状と教員の意識に関する調査を実施し、その結果を研究及び研修に生かす
  2. IT活用方法の開発・提供

    ・“これをこのままやれば、授業で利用できます”といった具体的な活用方法を示す

    ・コンピュータは難しいという意識に考慮して、教員が日常的に使っているアプリケー
     ションソフトウェ ア(Word・一太郎・Excel・ブラウザなど)を活用方法の基本とする

    ・そのままで利用できる完成教材の開発・提供に加え、教員が自ら教材を作成すると
     いう 視点から「手軽に短時間で準備ができる教材の作成方法」を示す

    ・活用にかかわるコンテンツ(完成教材例・教材作成方法・インターネット上のコンテ
     ンツ紹介・コンピュータ活用に関する各種 情報・留意事項等)をまとめた冊子及び
     CD-ROMを作成し、提供する
  3. 授業にITを活用できる教員の育成

     授業におけるIT活用を推進するためには、活用できる教員の育成が不可欠であり、その育成の方法を検討する必要がある
以上のような認識に立ち、研究主題及び副題を設定した。また、これらの課題を焦点化し、研究のねらいを定めた。
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